4月1日よりウィーン国際空港での免税手続きが変更となりました。
ターミナル3、ターミナル1にあったオーストリア税関がなくなり、E Validationが税関の代行業務を行っています。
新しく変更された免税手続きはかなりの混乱を招いているようですが、現時点では以前より悪くなったと言えます。
今日はその後の状況をお伝えしますので参考にされて下さい。
右の写真がオーストリア税関に変わって、新しく免税手続きの代行業務を行う"E VALIDATION"のロゴです。
ターミナル3はチェックインカウンターの反対側、つまりターミナルの入口側にあり、ターミナル1は以前の税関の向かい側(バーガーキングの前)にあります。
Star Allianceに加盟している航空会社はターミナル3ですが、チェックインカウンターからは反対側の分かり難い所にE VALIDATIONがあります。
上の写真がターミナル3にあるE VALIDATIONです。
この場所はチェックインカウンターの反対側、つまりターミナル入口側にあり、右上の写真のように橋を渡ってチェックインカウンター側から行けます。
4月1日よりチェックインの前に免税手続きを行うので、状況を知っていればチェックインカウンター側からではなく、外から直接E VALIDATIONに行きます。
E VARIDATIONの中はこんな感じです。
細長い空間に8つの窓口があり、ここの係が誘導しています。
写真は昨日の19:20頃で、この時は100人以上の人が並んでいて、列は橋の真ん中辺りまで来ていました。
忙しそうな係と話をしましたが、このぐらいだと30分~45分はかかると言ってましたが・・・
いやいや、最低90分はかかります。
時間が経つにつれて要領も良くなって行くでしょうが、とにかく時間がかかります。
チェックインもこれからですからこれに並んでいて飛行機に乗れなければ大変です。
こちらはターミナル1のE VALIDATIONです。
この場所は以前のオーストリア税関のほぼ反対側、バーガーキングの反対側にあります。
こちらは4つの窓口があり、この時間帯はひとつの窓口だけが開いていました。
見ての通り並んでいる人はほとんどいません。
ターミナル3と同じ時間帯です。
フライトの関係もあるでしょうが、こちらの方が断然空いています。
現時点はターミナル3での免税手続きは常に混んでいる状況です。
ここが空いていればもちろん利用して下さい。
念のため書きますが、E VALIDATIONを利用するのはあくまでもスーツケースに免税品を入れて手続きをしようとする場合です。
まとめると以下の可能性があります。
①免税品を手荷物にする
現状況ではこれが一番お勧めです。
チェックインをした後、セキュリティーチェックを超えて、パスポート審査の後手続きします。
こちらも並んでいるでしょうが、外よりは早いでしょう。
EUの他の国を経由する場合は最後のEU経由地での手続きです。
②ターミナル3が混んでいた場合はターミナル1に行ってみる
ターミナル1には距離的にはたいしたことなく、5~7分もあれば行けるでしょう。
③免税手続きを放棄する
飛行機に乗ることが優先ですから、時間が無い場合は免税手続きができなくても諦めるしかないです。
団体ツアーの場合は時間も限られていますし、経由する場合でも乗り継ぎ時間が短いこともあるでしょう。
お金が戻って来るのでもったいないとは思いますが・・・。
また状況が変われば情報をお届けします。
2019年4月11日追記もお読みください