ウィーンによく見られるこの時期の花 249 (ムスカリ)

春のこの時期は、ウィーンの街も日に日に多くの花が咲いていきます。

意図的にウィーン市が公園や街路樹として植えたものや、自然に増えて咲いているものなど様々です。

 

今日の花は背丈が低いですが、中々見ごたえがある花をお届けします。

 

遠くから見るとスミレのように見えますが、これはドイツ語では

Traubenhyazinthen

 (トラウベンヒヤツィンテン)、

直訳するとブドウヒヤシンス、

学名ではMuscari、

日本語ではムスカリです。

 

ユリ科、もしくはヒヤシンス科の

ムスカリ属です。

 

ブドウのような花をつけることから

ドイツ語ではTraubenhyazinthenと呼ばれています。

 

 

 

原産は地中海沿岸-南西アジアで、高さ10cm~30cm,開花時期は3月~5月、

花の色は青紫が定番ですが、白もあります。

ヒヤシンスを小型にしたような、ブドウのような花です。

ムスカリは約60種類ぐらいあるようです。

多年草の球根植物です。

 

日本では30年以上前ぐらいから市場に出回っているそうです。

ムスカリの定番はMuscari armeniacumでしょうか。

 

ムスカリは単独でも特徴があってそれなりに可愛らしいのですが、

何と言っても群植すると見ごたえがあって素晴らしいです。

 

写真は1枚目が2019年4月4日16:50頃に家のそばで、2枚目が2019年4月6日16:00頃にヴァッハウ渓谷のWeißenkirchenでの撮影です。

 

 

 

 

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