ウィーンはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家の居城であり、そのハプスブルグ家の下に歴代神聖ローマ帝国の皇帝や王様の称号が長くあったことから、神聖ローマ帝国の皇帝の居城であったわけですからかつての帝国の都でした。
現在でも荘厳な建造物が多く建ち並び、上品さと優雅さを備えた美しい街です。
ウィーンは街中を歩いているだけで楽しくなります。
街中にはありとあらゆるスタイルの建造物が見られ、飽きることはありません。
そんな建造物の中に入ると、また美しい階段ホール構造があり、知られざる美しい中庭風景のように、外からは想像できない空間に出会えます。
前回からだいぶ時間が経ってしまいましたが、今日は久しぶりに美しい階段ホール構造です。
前回の美しい階段ホール5では、ザルツブルクのレオポルズクローン宮殿とウィーン大学のメインキャンパスをテーマにしました。
右の写真はウィーンの旧市街の一角ですがどこでしょうか?
階段の手すりの装飾が非常に素敵で、四角形的な空間に螺旋的階段を見ることができます。
天井部分も少し見えていて、吹き抜け構造になっています。
ここは有名なカフェ・ツェントラルがあるPalais Ferstel (フェルステル宮殿)です。
ここには"Donaunixenbrunnen" (ドナウニクセンブルンネン)という噴水が美しいルネッサンス様式の小さな中庭空間にあり、そこからこの階段ホールに入ることができます。
も御覧下さい。
この空間は一番上から下を覗き込むとおもしろいです。
こちらはどこでしょうか?