早いもので今日から8月です。
休暇シーズンも半分が過ぎました。
ウィーンはかつての帝国の都、荘厳な建造物が多く建ち並ぶ上品で優雅な街です。
街をただ単に歩いているだけで歴史を感じて楽しいです。
建物も個性があり、様々な建築様式が見られるわけですが、外側だけでなく、建物の中にも機会があったら入ってみましょう。
ヨーロッパの建築様式が見られる印象的な構造がたくさん見られます。
この"美しい階段ホール"というテーマではそんな建物の美しい中の姿をちょっと紹介しています。
前回の美しい階段ホール6からまただいぶ時間が経ってしまいました。
こちらはウィーンに詳しい方であればだいたい見当がつくと思います。
バロック様式で、吹き抜けの階段ホール構造です。
真ん中に階段があり、その両側に上に行く階段があるというよく見られるスタイルです。
装飾も立派ですね。
こちらはベルヴェデーレ宮殿の上宮です。
この素敵な階段ホールをちょっと高い所から眺められる所があり、そこから撮影しています。
多くの入場者がこの階段を上がって行きますが、空間の全体をこのように見渡せるのはここだけです。
こちらはどこでしょうか?
1枚目のベルヴェデーレ宮殿の階段ホールと比べたら小さな空間ですが、建物の構造も複雑でありながら美しく、装飾も豊かであることがわかります。
ここもバロック様式ですね。
ここは世界で最も美しい図書館とも言われる、Prunksaal(プルンクザール)です。
奥に見える1階細長いアーチを通って、こちら側に上がって来ます。
2階の茶色い大理石の入口が見えますが、この奥がPrunksaalとなっています。
この階段ホール構造も階段はひとつですが、吹き抜けになっていて、バロック様式を至る所に見ることができます。
余談ですが、ウィーンはバロックの都とも形容され、ヨーロッパで重要なバロック建築の建物が多く存在しています。
このPrunksaalはオーストリア国立図書館の管轄ですが、ここで本を貸出しているわけではありません。
この図書館は必見です。