ここ数日は朝が冷え込みマイナス5℃前後、日中もマイナス2℃前後と寒い日が続いています。
昨日は風が冷たかったですから、体感的にもっと寒く感じました。
その辺に路駐してある車は氷が張りついているので、フロントガラスなどの氷をひっかいて取り除き、車を走らせる人の光景が目立ちます。
マイナスになっても空気が乾燥している場合は氷になりませんが、ちょっと空気に水分が多く含まれた場合は凍り付きますね。
さて、今日は歩行者天国のイルミネーションの最後です。
ウィーン歩行者天国のイルミネーションとウィーン歩行者天国のイルミネーション2は去年のクリスマス前に撮影したものですが、今回は今年になってから撮影したものです。
せっかくなので今日ここに登場させます。
こちらはいかにもウィーンらしい・・・というかかつての帝国の都を思わせるイルミネーションですね。
ヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家に詳しい方はこのイルミネーションを見た瞬間にすぐオーストリア帝国の帝冠(ルドルフ2世の帝冠)であることがわかります。そのヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家の下に歴代神聖ローマ帝国の皇帝や王様の称号があったので、このウィーンという街は皇帝の居城として永く君臨してきたわけです。この通りはグラーベンを横切ってペータース教会に通じているHabsbrugergasse(ハプスブルグガーガッセ)です。まさにハプスブルグ家の名前がそのまま通りに名前になっています。
撮影は2019年1月12日です。
こちらは歩行者天国ではありませんが、歩道に施されたイルミネーションです。
右側に路面電車がちょうど通り過ぎて行くのが見えます。
ここはリンク道路で、左側には市庁舎があります。
ここは市庁舎のクリスマス市オープン時からスケートリンクが作られ、クリスマス市終了後にそれが拡張されて1月18日~3月3日まで毎年恒例のWiener Eistraumといて人気があります。
そのためこのイルミネーションはまだまだ見ることができます。