こちらは1月6日のHeilige Drei Könige(聖三王)の休日までクリスマスの習慣があります。
イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がベツレヘムにやって来る・・・というよく知られた話です。
そのためクリスマス習慣はこの日までは続くわけで、クリスマスツリーやイルミネーションなどもカレンダーでのクリスマスが終わっても、年を越して飾っておく習慣になっています。
毎年だいたい1月10日頃から街中を盛り上げて来たイルミネーションが取り外されます。
昨日はウィーンの歩行者天国のイルミネーションを話題にしましたが、好評を頂いたので、もう1回別のイルミネーションを紹介します。
ちなみにウィーンの街のイルミネーションは設置されていても、もう灯されていません。
まもなく取り外されます。
こちらはバロック様式の建物が並ぶ美しい通りのAnnagasseです。
ここには素敵な天井フレスコ画が見られるアンナ教会があります。
ここのイルミネーションは楽譜になっていて、それがいくつも灯されているのが見えます。
五線紙の上にあるト音記号や音符がおもしろいですね。
この奥にはHaus der Musik(音楽の家)という有名な博物館やこの界隈にはウィーン市立音楽大学やウィーン国立音大などもあるのでその環境に相応しいイルミネーションと言えますね。
"音楽の都" ウィーンらしいです。
こちらは歩行者天国のイルミネーションとは違いますが、非常に目立ったのでここに取り上げました。
ウィーンに詳しい形方であればここがどこだかすぐお分かりになるでしょう。
こちらは国立オペラ座の真横にある有名なカフェGerstner(ゲルストナー)です。
2017年の3月まではKärntnerstraße のシュテファン大聖堂に近い所にGerstnerがありましたが、現在のこの場所に引っ越して、新しいカラーである薄緑を強調して営業しています。
ちなみにかつてのGerstnerにはSULKA(スルカ)が入っています。
建物に星が降り注ぐようなイメージで、それぞれの窓に大きな★が施されたイルミネーションはクリスマスの時期を素敵に演出してくれました。
毎日ここを通りましたが、多くの人が立ち止まって写真を撮っていました。
今年のクリスマスシーズンが楽しみです。