1月6日はHeilige Drei Könige(聖三王)の祝日でした。
カレンダーでクリスマスは終わってもこの日までクリスマス習慣が続きます。
イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がベツレヘムにやって来る・・・というよく知られた話ですね。
こちらではクリスマスツリーと一緒にこのイエスを拝んでいるシーンを飾る習慣があります。
このシーンを表したものを"Weihnachtskrippe"(ヴァイナハツクリッペ)と呼ばれいて、クリスマス時期には色々な所で見ることができます。
その中でもミノリーテン教会のWeihnachtskrippeは毎年ここで紹介しています。
今年1月6日のHeilige Drei Königeに掲載したWeihnachtskrippeはシュテファン大聖堂に飾られているものです。
今日は別のWeihnachtskrippeを見てみましょう。
こちらはイタリアトスカーナ地方的なWeihnachtskrippeです。
正面にはイエス・キリスト、ヨゼフとマリアがいて、左手には古井戸が見られます。
こちらはアーチが印象的なオリエントチックな雰囲気です。
左側の方から3賢者がイエスに近づいているシーンとなっています。
Weihnachtskrippeはイエスが生まれた場所であるベツレヘムを表し、共通のテーマにかかわらず、作者によって様々なスタイルが存在していて個性、感性、オリジナリティー、芸術性の違いなどを多く感じます。
一種の絵画を見ているようですね。