こちらの1月1日は年の始めで休みですが、何か特別な意味を持っているわけではありません。
大晦日が夜遅いので、次の日が休みでなければきついので・・・だから休みのような感覚ですね。
そのため1月2日からは社会が普通に始まります。
しかし、学校も1月7日から始まりますので、1月6日の聖三王までクリスマス休暇を取る方が非常に多いですね。
年間を通して生活の中で最も重要な習慣はクリスマスです。
さて、先日シェーンブルン宮殿の年末の大混雑を話題にしましたが、大晦日のベルヴェデーレ宮殿は今までは経験しなかった大混雑となりました。
2018年12月31日の大晦日はウィーンフィルのニューイヤーコンサートを鑑賞するツアーの皆様を午前中10:30頃ウィーンの国際空港でお迎えし、そのまま観光開始という内容でした。
空港よりベルヴェデーレ宮殿に行ってオーストリアギャラリーのクリムトを中心に絵画鑑賞をすることになっていましたが、チケット売り場の大混雑は最近よく見ることなのでいいとして、宮殿に入る方の行列が今まで見たこともない物凄いものがありました。
まず宮殿内部の大理石の間を先に掲載します。
外での大混雑を辛抱して、やっと入った館内では、予想通りそこまでの大混雑ではありませんでした。
つまり、美術館自体の入場制限をしているので、館内は混雑していたとしても、外の行列の凄さを想像させるものではありませんでした。
予想通りクリムトコーナーに入るここでは入場制限をしています。
ここは去年8月より入場制限を行っていますが、写真正面がクリムトコーナーの入口ですが、向かって左側が一般の列で、右側が国家ガイドと観光する人やパスを持っている人です。
右側の列の方が動きが速いのですが、この大晦日はここでも15分ぐらいの待ち時間がありました。
さて、こちらが外で入場を待っている方々の列です。
宮殿入口から行列が続き、宮殿横、そして正面にあるチケット売り場の先まで行列が続いていました。
こんな大混雑は今まで見たことがありませんでした。
顔見知りの係に何回も交渉して、何とかすぐに入場できないかと頼みましたが、この日は特別で一切の例外が認められないということでした。
それはこの外の行列にも一般方々と国家ガイドと観光する場合やパスを持っている人とそもそも分かれていたからです。
これは2018年12月31日11:30頃の光景です。
私は顔パスなのでチケットは並ばずに手にいれましたが、残念ながらこの列に並ばなくてはいけませんでした。
お客様に事情をご説明して、交代で一緒に並んで頂きました。
結果的に入場するまでに1時間はかかりましたね。
ベルヴェデーレ宮殿の入場にこれだけ時間がかかったのは初めてです。
私達が来た時間帯が入場者数のピークだったようで、ここを出る14:30頃には行列が1/3ぐらいにまで減っていました。
シェーンブルン宮殿の場合はもっと混雑しますが、入場時間が設定されているので国家ガイドと観光する場合は待ち時間がありませんが、ベルヴェデーレ宮殿は入場者数が急激に増加し、そこまでの対策がまだ追いついていないのが実情です。