カレンダーではクリスマスは終わりましたが、クリスマスツリー🎄は1月6日まで飾っておく習慣があります。
クリスマスツリーも一緒に年を越すわけですね。
1月6日はまたここで話題にしますが聖三王の日で、イエスキリストが生まれたことと関連があるためクリスマスの習慣があるわけです。
さて、12月24日のクリスマス・イヴは私のこのホームページの伝統として、このオーストリアから生まれた"きよしこの夜"を話題にしていますが、この曲は今年の2018年は200周年記念を迎えたため、それに伴っての特別展示会などがよくローカルでも話題になりました。
今日はその一環できよしこの夜200周年記念硬貨を紹介します。
今年の2018年11月7日に発売された "きよしこの夜200周年記念硬貨"です。
きよしこの夜はドイツ語では"Stille Nacht, heilige Nacht"で、これがオリジナルタイトルです。
この曲は2011年に無形文化遺産にも登録されています。
硬貨にはすぐにそれとわかるOberndorfにあるきよしこの夜記念礼拝堂がデザインされていて、大きな流れ星が金色(黄色)に輝いています。
"20 EURO"と書かれていますが、この記念硬貨自体は20ユーロの価値があるということになります。
実際のオーストリア造幣局正規販売価格は59.40ユーロで販売されましたが、すぐに売り切れになってしまいました。
いかに前評判が高く、人気があるかということがわかります。
現在では専門のコインショップなどで購入ができますが、正規価格よりも高くなっています。
こちらは裏側のデザインです。
Christkindがヨゼフとマリアの真ん中に描かれ、"STILLE NACHT!" "HEILIGE NACHT!"というロゴが周りに見られます。
この記念硬貨は直径34mm、重さ20g、90%が銀、10%が銅で製造されています。
オーストリア造幣局は、世界有数の貴金属加工やコイン生産の技術を持つ造幣局として国際的に認知されていて、オーストリア国内で流通するユーロコインを製造するだけでなく、国際市場で有名な地金型金貨「ウィーンフィルの金貨」なども販売し、幅広く事業を展開しています。
ウィーンでちょっと珍しい、そして価値があるお土産を探している方にはお勧めです。
うちも販売当日にこの記念硬貨を買いました。