マリア・テレジア広場のクリスマス市(2018年)

今年は11月27日に初めて日中の気温がマイナスとなり、その後0℃前後が続きましたが、12月4日は日中+12℃になりました。

その後1週間ぐらいは7℃前後という日が続き、そこからまた寒くなって日中1℃前後という日が続き、また気温は上昇気味です。

予報ではクリスマスは10℃前後です。

振り返ってみれば毎年クリスマスは10℃前後で、春に来る復活祭の時期の方が寒いというちょっと矛盾した陽気です。

 

さて、今週の日曜日に4本目のロウソクがAdventskranzに灯され、楽しかったクリスマス時期もフィナーレです。

今日はマリア・テレジア広場のクリスマス市をお届けします。

 


マリア・テレジア広場はヨーロッパ3大美術館のひとつに数えられる美術史博物館とその反対側に立つ自然史博物館の2つの荘厳な建造物の間にあり、広場の由来になっているマリア・テレジア女帝の像が堂々と立っています。

左上の写真に見られる美術史博物館では10月2日よりブリューゲル(父)の特別展示会が開催中で、事前予約の入場券も完売しているほどの大盛況となっています。

ここのクリスマス市は毎年賑わっていますね。

この時もたくさんの人が楽しんでいました。

 


 

広場の中央に立つ、マリア・テレジア像もライトアップしています。

去年2017年はマリア・テレジア生誕300周年記念の年で、特別展もあり、またウィーンフィルのニューイヤーコンサートでもこの広場が登場しています。

この女帝の像を囲むようにして多くの屋台が出ています。

奥に見えるのは自然史博物館です。

ここは地元の人よりも観光客が多く集まるようです。

美術史博物館を見学してから、ここでプンシュを飲んでちょっと気晴らし・・・いいですね。

 


 

天使のイルミネーションが設置されていて、記念写真が撮れるようになっています。

右はヴィレンドルフのヴィーナスの実物大コピーが売られています。

自然史博物館もここに屋台を出していて、クリスマスにはあまり関係ないミュージアムショップに本来売られている物が多くありました。

 

 


 

この広場に立つと2つの荘厳な建造物はもちろんのこと、リンク道路を超えて王宮、反対側にはMQ(博物館地区)も見られ、ウィーンらしい優雅さ、かつての帝国の都を感じます。

ここは昼間でもかなり賑わっていますが、やっぱり暗くなってからでしょう。

 

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