早いもので11月ももうすぐ終わりです。
ウィーンの街は例年通りクリスマス市も多くオープンし、イルミネーションが毎日灯され、クリスマスが近づいていることを感じます。
今日はこのコーナーで今年最初のクリスマス市をお届けします。
今年最初のクリスマス市はシュテファン大聖堂のクリスマス市です。
今年のクリスマス市も去年とほとんど変わりません。
大聖堂の一部分に灯された紫色のライトアップ(時間と共に色が変わりますが)も去年と同じです。
ここは地下鉄の1号線と3号線が通っていて、ケルントナー通り、グラーベンの交わる所にある街の中心ですし、気軽に寄れることからからいつも混んでいます。
中心にありながらも観光客より地元の人が多く訪れている傾向です。
仕事帰りに同僚や友達と語りながらプンシュを飲んでいる人の姿を多く目にします。
屋台のイルミネーションもゴシック様式の大聖堂を思わせます。
シュテファン大聖堂はウィーンのシンボルのひとつで、街の中心に立つ歴史的に大変重要な建造物です。
その周りにたくさんの屋台が出ています。
左上の写真は南塔界隈にあるプンシュスタンドのひとつで、ここが一番混雑しています。
この屋台の他にもプンシュが飲める所がありますが、この屋台は非常に人気があります。
今年も靴型のプンシュカップです。
1人でプンシュを飲んでいる人も多いですので、そんな人と一時の世間話をすることがよくあります。
ほんのちょっとの時間でもクリスマスの空気を感じながら歴史あるウィーンの街に佇み、物思いに耽るのもいいでしょう。
シュテファン大聖堂のクリスマス市は11月16日が初日で、12月26日までです。