ウィーンは色々な場所で秋を感じることができますが、木々などの黄葉や落ち葉などは見ると秋であることを実感します。
リンク道路の並木、公園や街路樹の木々などは季節を象徴している色です。
秋のウィーンの街も素敵です。
先日シェーンブルン宮殿の秋の並木道をちょっと話題にしましたが、今日はウィーン郊外にある葡萄畑の秋をお届けします。
こちらはウィーン本来のホイリゲが多くあるウィーン21区のStammersdorfです。
Grinzing(グリンツィング)のような観光化されたホイリゲではなく、古き良き時代の面影が残る本当のホイリゲ街です。
この界隈にはStadtwanderweg 5 (シュタットヴァンダーヴェーク) があって、地元で有名なハイキングコースとなっています。
Stadtwanderwegはウィーン市が定めているウィーン市にあるハイキングコースで、全部で11コースがあります。
ここはうちのお気に入りの場所でもあり、頻繁に訪れていて、ウィーンの街とは思えない長閑な風景に出会えます。
しかも、カーレンベルクのように多くの観光客が来ることはなく、本当に地元の空気を楽しめます。
ぶどう畑に沿ったコースで、ワイン産業の重要性が伺えます。
ぶどうの葉も秋していますね。
こちらはちょっと高い所からぶどう畑を見下ろしながら、奥の方にはウィーン中心方面の眺めが見えていますね。
何回も書いていますが、ここがウィーン市とはとても思えません。
ウィーンはただでさえ緑豊かな街ですが、郊外に行けばもっと長閑な自然に出会えます。