朝は冷え込んでいるものの、日中は青空が広がるいい天気が続いているウィーンです。
気温も23℃ぐらいで十分半袖で過ごせます。
仕事も気持ちよくできますね~。
多くの人がこのいい陽気を外で楽しんでいて、街中には開放感がそこら中に漂っています。
さて、今週はシルヒャー・シュトゥルムの屋台が4週目となり、青空の下、多くの人で賑わっています。
こちらは今週の木曜日の午後のひと時です。
仕事が終わって、その時の皆様とこのグラーベンの屋台にやって来ました。
ちょうど皆さんがシルヒャー・シュトゥルムを頼んでいる光景です。
オーナーのトーマスさんが笑顔で迎えてくれました。
もちろん私も飲みましたが、先週よりも若干甘さが薄れていて、程よく酸味が感じられました。
個人的には先週の方が美味しいと思いましたが、この時も美味しかったです。
余談ですがこの時、私がこちらで学生だった頃、単位を取った教授とバッタリ出会って、シルヒャー・シュトゥルムを飲みながら昔話に花が咲きました。
こちらは昨日の午後12:30頃のグラーベンです。
雲ひとつない青空で、たくさんの人が週末を楽しんでいるようでした。
多くの人が歩いていましたね~。
昨日はここでオランダ人の同僚にバッタリ会って、仕事の話で盛り上がりました。
私もそうですが、トーマスさんのこの屋台は毎年常連が多く訪れます。
こちらは昨日のシルヒャー・シュトゥルムです。
いつも書いていますが、Schilcher Sturm(シルヒャー・シュトゥルム)は同じSturm(シュトゥルム)でも特別なSturmです。
"Schilcher" (シルヒャー)とはオーストリア産の"Blauer Wildbacher"という赤ワインになるぶどうの品種からできたワインの名称です。
特に"Wildbacher"という品種からできたワインは明るい赤色になることからロゼとも言われます。
グラーツを州都とするシュタイヤーマルク州ではロゼのワインが作られることで有名で、"Schilcher" はシュタイヤーマルク産のワインだけに用いられる登録商標です。
そのロゼワインになる途中の発酵中の飲み物ももちろんシュトゥルムと言われますが、特にこの場合のシュトルムは"Schilcher Sturm"(シルヒャー・シュトゥルム)と言われています。
この屋台は来週が千秋楽で、水曜日から屋台を出すそうです。
来週の味はどうでしょうか?