ウィーンの夜の街並みもお勧めです。
多くの建物や記念像などがライトアップされます。
昼間見る荘厳な建造物もライトアップされてちょっと幻想的な雰囲気さえ醸し出します。
中世を偲ばせる路地にも街灯がともされて、タイムスリップしたような感覚になります。
今日はライトアップシリーズです。
前回の美しいライトアップ11では、国会議事堂を話題にしました。
こちらは王宮庭園にある有名なモーツァルト像です。
このモーツァルト像はヴィクトール・ティルグナーという有名な彫刻家によるもので、19世紀終わりに制作されました。
もともとこの像はオペラ座裏のアルベルティーナ広場に立てられていたのですが戦争で被害を受け、その後修復されて現在のように王宮庭園に新たに立てられました。
辺りは真っ暗で、ほんの少しだけ背景に植物が見られますが、このモーツァルト像だけはライトアップされています。
暗闇から浮かび上がるような印象で、昼間見るモーツァルト像とは全く違った印象を受けます。建物を照らし出すようなライトアップがされるので、高い所から見てもそんなに明るい街並みには見えませんが、近くに来るととても幻想的です。
ちょっと正面から眺めてみました。
モーツァルトが指揮をしているはずなのですが、何か聖母マリアの被昇天のような宗教的モニュメントのようにも見えます。
夜の街並みはまた色々な発見があります。