ウィーンはかつての帝国の都であり、宮廷の大元があった街ですから食事もおいしいです。
ハプスブルグ帝国時代からの多民族国家的な空気が今でも感じるので、伝統的なウィーン料理を始め、国際色豊かな食事が楽しめます。
ウィーンには星の数ほどレストランやカフェがありますが、オーストリアはヨーロッパでは物価は高い方であり、食料品や人件費もヨーロッパでは2番目に高いということなので、レストランで座って食事をするとそれなりに高くつきます。
観光で食事も重要視される方もいらっしゃるでしょうし、逆に食事にはあまりお金をかけずにという方も多いでしょうから、これは価値観の問題ですね。
私はせっかくの限られた滞在であれば、食事にもそれなりに気を使いたいと思っています。
いずれにしてもウィーンでの食事の可能性は無限に存在します。
レストランで食事となるとそれなりに時間もかかるでしょうし、15時ぐらいには一度閉めて、18時ぐらいからオープンする所も多いです。
中途半端な時間にお腹が空いたらカフェでもいいでしょう。
カフェでは料理も通しで提供されていることが多く、軽食もあります。
朝食をしっかり食べる方はカフェで軽い昼食もいいでしょう。
こちらはカフェ LANDMANNの焼きエビが載ったリゾットです。
このカフェでは月~金でスープとメインの2コース日替わりランチも12.50ユーロで提供されいますが、ランチタイム以外でもこれはいつも注文できます。
18.50ユーロですから、エコノミーレストランのメインよりも若干高いでしょうか。
もっともカフェ LANDMANN自体がノーブルなコンセプトですので仕方ないのかもしれません。
ここに紹介しておきながら、個人的にはこの味はあまり好きではありません。
レストランに入らなくても、カフェでこのような食事もできます・・・という意味の1例として取り上げました。
カフェにはSpeisekarte(シュパイゼカルテ)といういわゆるメニューがありますので、注文する前に目を通してみてはいかがでしょうか。
多くは英語訳も書かれていますので、ドイツ語が全くわからなくてもちょっと安心です。
思わぬものが見つかるかもしれません。