こちらの休暇は7月~8月で、学校の休みに合わせて多くの人がバカンスに出かけます。
今年の夏もうちは時間を見つけて色々な所に出かけました。
うちの大きな旅行は去年に続いてまたデンマークのレゴランドに行ったり、ケルンテンを経由してスロヴェニアのポストイナ鍾乳洞なども訪れました。
そのことは覚え書きとしていつかここに書きたいと思います。
さて、こちらではキャンピングカーで旅行を楽しむ人が非常に多く、ザルツカンマーグートなどの景勝地にもキャンピングカー専用の駐車場も作られています。
8月にそのスロヴェニアのポストイナ鍾乳洞の駐車場に、1台のキャンピングカーが止まっていました。
遠くから見るとヨーロッパらしくなかったので、近づいてみたら中国からのキャンピングカーでした。
もちろん、車のナンバープレートは中国です。
キャンピングカーには、中国からヨーロッパまでの訪れるそれぞれの街が中国語で書かれた縦断旅行の行程が貼られていて、何かの宣伝車のようでした。
数人がキャンピングカーから降りて来て、すぐに話しかけてみました。
私は中国語はできませんからもちろん小学生英語で・・・6ヵ月間の旅行だそうです。
いや~、驚きましたね。
東洋人がヨーロッパで自国のキャンピングカーで旅行しているのを見るのは初めてでした。
さて、そんな出来事があってその数日後ウィーンに帰ってきて、何とウィーンでも同じような中国からのキャンピングカーを目撃しました。
ウィーンでは1台ではなく、2台一緒に旅行されているようです。
上2枚の写真はウィーンCITYGATEそばの駐車場に停車中の中国から来たキャンピングカー2台です。
どうやら2台一緒に旅行しているようです。
車の後ろに旅の行程が貼られていて、それぞれの街の名称は中国語で書かれています。
北京からこの中欧、北欧やポルトガルまでの往復ルートで、ウィーン~北京でも直線距離で7.456kmもありますが、陸路での移動ですからもっと走ることになります。
今回は話しかけることができませんでした。
この界隈には私もよく利用する大きなアジア食料品店があり、彼らはそこで買い物をしたようです。
中国では富裕層によるキャンピングカーの需要が増えているらしいです。
まさかウィーンで中国から来たキャンピングカーを見るとは思いませんでした。