オーストリアにはウィーンを含めて9つの州がありますが、それぞれの州に個性があって変化に富んだ地形と美しい風景が広がっています。
ウィーンはかつての帝国の都ですから荘厳な建造物が多く建ち並び、宮廷文化を今でも感じることができる優雅な街並みです。
そのウィーンをちょっとでも離れると、美しい自然に出会えるのがオーストリアです。
ヨーロッパアルプスが広範囲に渡って横たわっていて、ウィーンの森から山の高さがどんどん高くなっていき、アルプスの中を流れる多くの川が谷を形成し、そこには美しい街が多く点在しています。
スイスの高い山ももちろん素敵ですが、街はオーストリアの方が美しいでです。
オーストリアは時間をかけて周遊して下さい。
さて、オーストリアの名所のひとつであるヴァッハウ渓谷は、全長2.800km以上もあるドナウ河の最も美しい所で、私も大好きで仕事でも個人的にもよく出かけます。
今年はなぜかヴァッハウ渓谷に行っても、このコーナーで話題にしなかったので、今日はちょっとヴァッハウ渓谷の船下りの起点となるメルクの街にある荘厳なメルク修道院をお届けします。
こちらは今年8月15日の11:00頃に撮影したメルク修道院です。
でもこの角度は定番な修道院の姿ではなく、メルクの街の反対側から見た修道院です。
このすぐそばにヴァッハウ渓谷の船下りをする船着き場があります。
多くの方がシーズン中DDSGとBRANDNERの船で、ヴァッハウ渓谷を上り下りしています。
DDSGは去年と今年でリニューアルされました。
やっぱりメルク修道院はこの角度からが一番素敵でしょう。
メルクの小さな美しい街を支配するように断崖にそびえる修道院です。
ここからのメルク修道院は本当に印象的ですが、青空がこのバロック様式の修道院をもっと映えるように演出しています。
こちらは1枚目の写真から10分後ぐらいに撮影しました。
メルク修道院に関してはこちらをどうぞ。