ウィーンの街を歩けば緑が多い街だな~、ということがわかります。
中心のリンク道路沿いにも5つも公園があり、外側にも多くの公園、シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿などの観光地、多くの並木道や街路樹があります。
でも今年は雨が極端に少なく、大地も乾燥していて、緑があまり緑らしくないのが実情です。
農作物にも大きな影響が出ています。
昨日の夜中には雷を伴った物凄い量の雨が降りました。
"森の都"とも形容されているウィーンの街ですから、この豊かな緑や花はウィーン市がしっかり管理しています。
その豊かな緑の街ウィーンをさらに大きな緑で囲んでいるウィーンの森が広がっています。
ウィーンの街は415km²とかなり広い街ですから、これだけ多くの緑や花を手入れするのは大変です。
自分の家の庭を手入れするのさえ大変です。
もっともうちは家内が専ら手入れをしてますので、私は芝刈りをするだけですが・・・(笑)
ウィーンでは市役所のMagistratsabteilung 42が街中の緑や公園を管理しています。
厳密にはシェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、王宮庭園、国民庭園,、アウガルテンは"Budesgarten"ですから国の管理となりますが、それ以外はウィーン市の管理となります。
ウィーンの街中を歩いていると市の係が公園の中で仕事をしている光景や街中の花に水をあげている光景に出会います。
2015年10月に"道路上にある花に水を"というタイトルでPratersternで小型トラックが水をあげているシーンを紹介してましたが、今回は水のタンクを後ろに連結させているパターンです。
小型トラクターが給水タンクを連結させていて、勢いよく水が撒かれています。
このパターンではトラクターを運転する係が自ら水をあげています。
近くでみているとかなりの量です。
ちょっと係の方に話しかけてみたら快く会話をしてくれました。
自分の仕事分野以外の人とちょっとした会話をすると、知らないことがたくさんわかっておもしろいですよね。
連結されている給水タンクは1.000Lの量で、そこには公園のベンチなどでお馴染みの"私達の庭"というお馴染みのステッカーが貼ってあります。
ウィーンの花や緑はしっかり手入れされています。