今日から地下鉄6号線 (U6)車内で物を食べることが禁止となりました

今日2018年9月1日から、地下鉄6号線(U6)の車内で物を食べることが禁止となりました。

このテーマはかなり前から議論されていたもので、地下鉄の車内広告でも呼びかけられていました。

ウィーンは世界で5本指に入る公共交通機関の営業距離数を持っていて、地下鉄、路面電車、路線バス、国鉄を共通券で乗れるという非常に便利なシステムとなっています。

 

ウィーン市交通局は公共交通機関の車内で物を食べることを禁止している街として、スイスのバーゼルやドイツのベルリン、アジアではシンガポールなどを挙げ、また地元オーストリアのインスブルッククラーゲンフルトやブレゲンツも何年も前から導入されていることを強調しています。

地下鉄6号線を始めとして、来年1月15日からは全ての地下鉄路線の車内で物を食べることが禁止されることとなっています。

 

食べ物の匂いが車内に充満するだけではなく、車両を清潔に利用することも重要なテーマとなっています。

ウィーン市交通局は、今年7月終りから8月半ばにかけてこのテーマに関して50.000人以上の利用客にアンケート調査を行い、車内で物を食べることに反対する割合が90%を超える圧倒的な数字となりました。

車内で嫌がられる食べ物をちょっと見てみましょう。

 

右の表を御覧下さい。

こちらは7月31日に新聞に掲載されていたアンケートの結果です。

トップはKebabで、72.3%の人が嫌がっています。

Kebabはたまに食べると美味しいですが、周りにかなり強い匂いが立ち込めます。

地下鉄の車内で食べている人を見かけることがありますが、かなり強い匂いですね。

1. Kebab 72.3%
2. Käsekrainer 8.5%
3. Burger 6.4%
4. Leberkäsesemmel 6.4%
5. Pizza 4.3%
6. Nudel 2.1%

2位はケーゼクライナーで、これはマスタードで食べることが多いです。

車内で食べると、座席にマスタードやケチャップなどが付くことがあり、ここに後、別の人が座る時にはやはり不快で不衛生な気持ちになります。

3位はハンバーガー、4位はケーゼレバーケーゼでこれもそれとすぐに分かる独特の匂いがいます。

5位のピザ、6位のいわゆる焼きそば同じように車内を汚しそうです。

 

私個人的には公共交通機関ということを考えれば、車内で物を食べることを禁止することに賛成です。

 

実際に皆さんが守ることができるか観察しようと思います。

差し当たり、違反しても罰金はなしということです。

 

地下鉄6号線(U6)を利用する方は頭の隅にこのInfoを入れておいて下さい。

 

 

 

 

 

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