オーストリアの物価は年々上昇傾向にあるようです。
毎日の買い物が去年と比べると4.3%も高くなっているということです。
その時はあまり意識していなくても、落ち着いて去年と比較して見るとえ~、これがこんなに高くなっているの~、ってことがよくあります。
メーカーの方も、量を少なくして、同じプライスで提供しているというずるい値上げが多く見られます。
税金も高いオーストリアで、皆さんどうやって生活しているんだろう?と本当に街を歩く度に思います。
オーストリアで生活するのは高いということが改めて強調されています。
さて、去年と比べると何がどのくらい高くなっているのでしょうか?
高くなったもの |
安くなったもの |
バター | +23.8% |
シュニッツェル | +20.5% |
リンゴ | +8.4% |
タバコ | +8.4% |
航空券 | +8.3% |
みかん | +7.6% |
自転車 | +6.3% |
牛乳 | +4.1% |
住居 | +4.1% |
ビール | +3.1% |
ヨーロッパ都市間の飛行機 | -22.3% |
バス旅行 | -15.3% |
カリフラワー | -13.0% |
レモン | -11.2% |
眼鏡レンズ | -9.1% |
サラダ | -8.4% |
携帯電話 | -6.9% |
電気 | -6.5% |
ガス | -5.9% |
魚のフライ | -1.7% |
これは2018年4月に新聞に掲載されたSTATISTIK AUSTRIAからのデータです。
バターが一番上昇率が高く、ほぼ24%の値上がりです。
そして次が+20.5%のシュニッツェルです。
シュニッツェルは家庭料理でもポピュラーですから、これが高いというのは痛いですね。
牛乳も高くなっています。
日常生活での食料品が高くなるというのは嬉しいことではありません。
しかも住居も上昇していますので、オーストリアでの生活は高くなっていることは事実でしょう。
その反面電気、ガスが少しでも安くなっているというのは救いです。
オーストリアは食料品はデンマークの次の2番目、人件費はベルギーの次に高いという国の統計があります。
日常生活もそうですが、レストランで食事をしてもそれなりに高くつきます。
スーパーに行ったら日本と比べて何がどのくらい高く、どのくらい安いか、色々な物を比較して見て下さい。