ウィーンは連日30℃を超える暑い日が続いています。
午前中はまだ凌げますが、午後になると日差しが強くなり、観光も体力を消耗しますね。
一番日差しが強いのは午後15:00~17:00ぐらいでしょうか。
先日話題にしたSchwarzenbergplatzの噴水にずっといたくなります。
さて、この休暇シーズン仕事の合間にも私も色々な所に家族と出かけていますが、うちが毎年行くお気に入りのトゥルン庭園に最近また行って来ました。
ウィーンから西側に車で40km程走ったドナウ河沿いにTulln (トゥルン)という街があり、ここはエゴン・シーレが生まれた街で花が多いことで地元でも知られています。
うちもよく行く大きなガーデンショップのPRASKACもここにあり、有名な花のねこがあります。
またSTARKLの庭園もここにあります。
このTullnの街には"DIE GARTEN TULLN"という地元で知られた植物庭園があります。
Die GARTEN TULLNはNiederösterreichが2年の歳月をかけて2008年4月にオープンさせた大きな庭園で大きく2つの部分に分かれています。
ひとつは7ヘクタールの広さに68の様々な異なったスタイルの庭園部分で、もうひとつは45ヘクタールもある森の部分です。
この森の部分は庭園からそのままアクセスできるようになっていて、庭園内とは思えない自然に触れられます。インフォセンターを抜けて庭園に入るとすぐに池があり、そこにはカフェテリアがあります。
左上の写真は噴水がある池とインフォセンターとカフェテリアです。
68の個々の庭園はそれぞれテーマが決まっていて、どれも個性あるものばかりでセンス抜群です。
左上は日本庭園です。
決して広くはありませんが、情緒があります。
個性あるそれぞれの庭が独自の世界を演出していて、干渉し合うことは全くなく、飽きることがありません。
右は小さな池にいたカエルです。
ここには左上の写真に見られる展望台も作られていて30mの高さまで階段とエレベーターで上ることができます。
右上の写真はその展望台から見られる眺めのひとつで、360°のパノラマが広がります。
子供が楽しめる遊び場も一角に作られていて、家族連れからのんびりひとりで散策している年配の方まで様々な人が訪れていて、十分一日を過ごすことができる楽しい庭園です。