早いもので休暇も半分が過ぎ、今日から8月ですね。
日本のように40℃に達することはなくても、毎日暑い日が続くウィーンです。
今年は4月下旬からずっと夏で、春がほとんどなかったような気がします。
湿気が少ないですから、日本のようにジト~っという不快感はあまりありませんが、日差しが強いので刺すよう暑さを感じます。
日陰に行けば気温がぐっと下がり、風が吹けば心地よささえ感じます。
年間を通して、多くの皆様に色々な御案内をしているので、私にとって時として1人になる時間はとても重要です。
そんな時によく行くのがBotanischer Gartenです。
Botanischer Garten (ボターニッシャー・ガルテン)・・・植物庭園はウィーン大学の管轄で、1754年マリア・テレジアの時代から存在しています80.000m²という市立公園よりも広い敷地には約9500種類もの様々な植物が植えられています。Botanischer Gartenの隣には有名なベルヴェデーレ宮殿があって多くの観光客の皆さんが訪れて賑わってりうにもかかわらず、ここはとても静かで地元の人が散策やジョギングをしています。
仕事がよくベルヴェデー宮殿で終わることもあり、その時はすかさずここに立ち寄ります。
30℃を超える暑さでも、ここは木陰が多く、爽やかな風がとく通り抜けます。
ウィーンの街中にいるとはとても思えません。
まるでウィーンの森にいるようです。
ウィーンの森はウィーンの街を北、西、南と3方向から囲む広大な森林地帯で、ヨーロッパアルプスの一番東に位置しています。
ウィーンの森に行くにはそれなりに時間がかかりますが、ここであれば中心からベルヴェデーレ宮殿に行くようなものですからすぐです。
ここには多くのベンチも設置されていて、木陰に座ってちょっと静かにくつろぐと、精神的にもリセットでき、新たな気持ちで次の仕事に向かえます。