15分間だけの昨日の豪雨

もう何回も書いていますが今年は春がとても短く、4月下旬から夏がいきなり始まったような気がします。

日中の気温が30℃を超えた日はこれまでに10日間ぐらいしかありませんが、27℃~30℃弱という日が多く、雨もまた少なく大地は乾燥しています。

その割には湿気が多い日がかなりあり、大気が不安定になることがよくあります。

青空が広がっていても、突然雲が多くなり、風も強く吹き始め、すぐに雨粒が多くなってきます。

こちらではGewitter(ゲヴィッター)と呼ばれ、雷を伴う一時的な強い雨です。

そう言えば去年も7月10日付で昨日の観光中の豪雨というタイトルで突然来た大雨を話題にしたことがありましたが、昨日観光中に豪雨に遭遇しました。

 

昨日は団体ツアーの皆様と全日観光でした。

午前中はシェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿をそれぞれ入場観光し、その後私の大好きなカフェSperl(シュペルル)で昼食を楽しみました。

団体ツアーと言っても、少人数のオルガナイザーツアーでしたので、ここに寄れたわけですね。

その後、ウィーンの旧市街を歩いたわけですが、ケルントナー通りからグラーベンに入り、奥まで行ってまたグラーベンを引き返してシュテファン大聖堂に向かっている時にポツリ、ポツリと雨粒が来ました。

同時に雷が鳴り始めました。

昨日は青空が広がるいい天気でしたが、蒸し暑さを感じる1日でしたが、そこそこ風も吹いて日陰に行くと心地良かったですね。

この時は雨粒が来て2分も経たないうちに激しい雨となりました。

私達はグラーベンの薬局の入口で雨宿りをすることになりました。

数え切れない人がこの界隈を歩いていましたが、みるみるうちにいなくなり、ほとんど人影がいなくなりました。

上の写真では激しい雨が降っているのですが、その中を歩いている2人の女性がいます。

奥にはシュテファン大聖堂が見えていますね。

 

 

こちらはペスト記念柱に向かっての眺めで、大量の雨が降っています。

カフェのテラスには多くの人がくつろいでいますが、この激しい雨の中で、ここにいて良かったな~、という表情で眺めています。

写真では見えませんが、多くの人々は建物の軒下や地下鉄の駅で雨宿りをしています。

この激しい雨はしかし15分で止みました。

雨が降りましが、あまり涼しくはなりませんでしたね。

 

 

 

仕事帰りに地下鉄に乗りながらカーレンベルク方面を眺めましたが、その界隈だけ集中的に雨が降っている様子が確認できました。

遠くで見ているとまるでカーテンに包まれたような雨の領域でした。

ここ数日は30℃を超える暑さになりますが、雲の動きが複雑で、大気が不安定です。

 

 

 

 

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