ウィーンのちょっと珍しいアングル 58

日本は大変な猛暑ですね。

湿気が多くあって、35℃~40℃というのは耐え難いものがありますが、こちらはそこまで気温が高くなることは普通はありません。

数年前に国立オペラ座前で39℃ぐらいになったことがありますが、湿気が少ない分、同じ気温でもかなり日本とはかなり違います。

日差しが日本よりも強いので、また別の暑さを感じます。

今年は30℃を超えた日が7日だけですが、4月下旬からずっと夏のような陽気です。

 

さて、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル57ではヴォティーフ教会を話題ににしましたが、今回はウィーンと郊外からです。

 

こちらはどこでしょうか?

奥の建物を見ると教会であることがわかります。

詳しい方であれば、この教会の塔が特徴的で、これに気付けばヴァッハウ渓谷のミヒャエル教会であることがわかります。

St.Michael (ミヒャエル教会)はヴァッハウ渓谷では最も古い教会で、987年という記録が最初で、1523年にそれまであったロマネスク様式の石の教会は後期ゴシック様式で改築されました。

この教会をほぼ真横から眺めていて、うさぎの耳のような形をした装飾が印象的です。

手前に見える大きな屋根は納骨堂です。

 

こちらはウィーンです。

これだけではどこだか非常に分かり難いですが、奥に見える白っぽい先が尖った塔がシュテファン大聖堂です。

ここはウィーン中心部のAkademiestraßeです。

見ている水準はかなり高いですが実はグランドホテルの1室からの眺めです。

写真の一番下の真ん中よりちょっと左にとても小さな正方形の看板が見えますか?

これはNespressoの店です。

 

この辺りをよく歩く方は、位置関係がわかると思います。

 

街中を普段歩く時には、自分の目線が基本となるので、その高さでの街の風景が当たり前です。

でもちょっと角度を変えて見ると、同じ場所でも全く違った街並みに見えるのが面白いです。

 

 

 

 

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