昨日は本当に蒸し暑い日でした。
午前中は団体ツアーの皆さんと少し長めの観光でした。
シェーンブルン宮殿のグランドツアー+秘密の部屋を御案内して、その後はベルヴェデーレ宮殿でクリムトの世界を見て、国立オペラ座前で終了という内容でした。
天気予報では雨が降るだろうということでしたが、意外と早くやって来ました。
観光の始めにも今日は午後におそらく雨が降って来ると思いますよ・・・と言いました。
それまでこのツアーの皆様は雨に会わなかったようです。
国立オペラ座前で皆さんとお別れして、私は路面電車でリンク道路を走り、Schottentorまで行って、そそこから37番の路面電車でベートーヴェンのエロイカハウス界隈に行きました。
路面電車に乗ってからすぐに窓ガラスにぽつりと雨粒が来ました。
シューベルトの生家を過ぎると、徐々に雨が強くなっていき、ギュルテルを通り過ぎた頃にはかなり強い雨となっていました。
そこから数駅行った所で降りたのですが、あまりに激しい雨で、降りたらすぐ路面電車の停留所の小さなスペースに入りました。
そこには3人地元の人が雨宿りをしていました。
携帯で写真を撮っているので画質がよくありませんが、この時物凄く激しい雨が降っていました。
雷も鳴り響き、2回もこの界隈に落ちたようで、ものすごい音が聞こえました。
そのうちの1回は辺りが一瞬物凄く明るくなりました。
雨が降ることは分かっていましたが、もっと遅くだろうと思って傘を持って行きませんでした。
ここで雨宿りをした時間は40分ぐらいでしょうか。
4台の路面電車がここに停車して、先に走って行きました。
13:30~14:10の間の雷を伴った集中豪雨でした。
結局雨が止んだのが16:00過ぎで、それまでの蒸し暑さが緩和されて、涼しくなりました。
もっともウィーンは広い街ですから、この時どのくらいの雨が中心部で降っていたかはわかりません。
場所によっては降っていない所もあったかもしれません。