いゃ~、昨日の日本対ベルギー戦・・・本当に残念でした。
最初2-0で日本が有利で、これはいけるんじゃないか・・・という希望がありました。
その後、ベルギーのラッキーなヘディングシュートから始まって、その後1点を取られ同点に追いつかれ、そしてロストタイムのまさかのダメ押しの1点・・・3-2・・・全てが終わった瞬間でした。
昨日うちは夕食を食べながらLIVE中継にかじりついていました。
個人的には最初から本田選手に出場して欲しかったですね。
彼が後半で入って来て、その後のフリーキックは得点につながりませんでしたが、彼の長所が出る素晴らしいキックでした。
個人的に、本田選手のフリーキックの正確さはヨーロッパでも引けを取らないと思います。
さて、ウィーンの街を歩くと緑がとても多いことに気づきます。
中心のリンク道路沿いだけでも6つも公園があり、リンク道路にも多くの並木が見られます。
ウィーンの街は"森の都"とも形容され、ヨーロッパの街の中で、街の広さに対して緑の比率が最も高いと言われています。
その緑豊かなウィーンの街を取り囲むかのようにもっと大きな緑であるウィーンの森が広がっているわけです。
ちなみにウィーンの森はヨーロッパアルプスの東側の一番端になります。
さて、今日はウィーンの街にあり観光ではあまり有名ではありませんが、地元ではよく知られている大きな公園について書きたいと思います。
ウィーンを知っている方であればすぐにここがどこだかわかると思います。
左上の写真にはDonauturm(ドナウタワー)が見えていますね。
ここはDonaupark(ドナウ公園)です。
このDonauparkは1964年4月16日にウィーンで開催された国際園芸博覧会の折に252mのDonauturmと共にオープンしています。
ここはウィーン22区の一角で、右の写真に見られるように国連都市のすぐそばです。
公共交通機関ではAlte Donauという地下鉄1号線(U1)から歩くのが一般的です。
広さは604.000 m²もあります。
もともとこの場所は1871年~1945年までは軍関係のKagran射撃練習場でした。
この豊かな緑からは想像できませんが、ナチス時代には多くの処刑が行われた場所でもあります。
その後1960年まではゴミ収集場所として使用されますが、中心から直線距離で4kmしか離れてなく、この近くの交通量が多くなることによってこの場所をNaherholungsgebiet(ナーエアホールングスゲビート)にしようとウィーン市が決めました。
Naherholungsgebietとは建物がほとんど、もしくは全く建てられていない、中心からちょっと離れた市民の憩いの場という意味です。
このDonauparkを実際に歩いてみると、見通しがいい並木道が多く、視界が開けている所もたくさんあり、子供達が喜ぶ大きな遊び場も作られていて、テニスコート、卓球台などもあります。
ここでは地元の多くの人がくつろいでいます。
また、右の写真に見られるようにLiliputbahn(リリプットバーン)という地元で有名なミニトレインが走っています。
このLiliputbahnはこのドナウ公園内を大きく循環していて、1周3.4km、線路幅381mm、3つの停留所があり、子供達にとても人気があります。
観光として知られているのはDonauparkよりもここに立つDonauturm(ドナウタワー)でしょうか。
ここは展望回転レストランと展望台があり、ウィーンの街を遠くまで眺めることができます。
日本の団体ツアーでもここで食事をしたり夜景を見たりというツアーがよくありますので、ドナウ公園は思いっきり地元の空気ですが、Donauturmは観光バスが多く入って来ます。
時間があれば是非このDonauparkに足を延ばしてみませんか?
中心界隈にある公園とは全く雰囲気が違います。