知られざる美しい中庭風景 57

昨日ウィーンは昼過ぎから天気が崩れ、午後は雨がかなり降りました。

今年は30℃を超えた日はまだ少ないものの、暑い日が多く、かなり乾燥しています。

昨日の雨は久しぶりに長く降った雨でした。

 

さて、前回の知られざる美しい中庭風景56では、ウィーンとアイゼンシュタットから取り上げましたが、今回もアイゼンシュタットから1つとルストから1つ紹介します。

 

こちらは風情ある中庭空間です。

ちょっと洒落たベンチと椅子が置かれ、くつろげるようになっています。

地面の石畳も素敵ですね。

この中庭空間はアイゼンシュタットのハイドン博物館です。

ここはハイドンが34歳から12年間住んでいた住居で、アイゼンシュタットのメイン通りと平行する閑静なJoseph-Haydn-Gasseにあります。

入口から中に入ると、奥行きを感じる長方形的な中庭空間が見えます。

ベンチの左側には壁がありますね。

この壁の向こう側にもちょっとした中庭空間があります。

この建物の右側、正面、そして左側部分がハイドン博物館として公開されています。

知られざる美しい中庭風景45では、ウィーンのハイドン博物館について書いています。

こちらの中庭も素敵です。

 

 

こちらはとても奥行きがあって、細長いる中庭空間です。

Burgenland(ブルゲンラント)には正面の幅が狭くて、奥に細長く作られた建物が多く存在します。

ここはRust(ルスト)のRathausplatz9番地です。

ルストの街は情緒があって個人的に大好きな街のひとつなので、いつかここでも話題にしたいと思います。

ルストはコウノトリが来る街として、またワインでも有名です。

ブルゲンラント地方はヴァッハウ産に勝るとも劣らないワイン生産地で、特に甘口や赤の質が高いワインが多く作られています。

この中庭空間はWartha Evelyneという名前のワイン屋さんです。

高さが低い植物がたくさん置いてありますね。

ここにも左側に石垣のような壁があります。

ウィーンの街中にある建物の中庭空間も素敵ですが、郊外の建物の中庭空間は長閑でウィーンとは違った雰囲気の美しさがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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