アーチの奥に見える風景 21

前回からまたかなり時間が経ってしましましたが、今日のテーマもこのコーナーではすっかりお馴染みになりました。

ヨーロッパにはアーチを組み込んだ建造物が多く見られますが、ウィーンにも多くのアーチを見ることができます。

アーチが建造物の特徴をアピールしている場合や、入口などの限られた場所に見られる場合、建物の中の構造に使われている場合など様々です。

 

前回のアーチの奥に見える風景20では、ヴァッハウ渓谷デュルンシュタインから取り上げましたが、今回はウィーンです。

 


 

今回は意図的に2つの異なったアーチを並べて掲載したいと思います。

それはこの2つのアーチはほぼ同じ場所にあるからです。

ここはウィーン19区のKahlenberger Str. 7-9番地とHammerschmidtgasse 33番地で、住所は違うのですが、この2つの通りがほぼ平行になっていて、その間に住居中心の大きな建物がいくつか立っています。

左上はKahlenberger Str.から入ってすぐで、緑豊かな大きな中庭空間を見ることができます。

このアーチは入口としての機能があり、シンプルなアーチで、地面は石畳となっています。

右上もシンプルなアーチ構造で、中庭の終わりからHmmerschmiedtgasseに向かって眺めています。

アーチの奥に見られるのは一般道です。

 

 

上はGoogleマップでこの2つのアーチがある場所を示しています。

このような中庭空間をそれぞれの通りの間に作って、そこを通り抜けられるようになっています。

このような所はウィーンにたくさん見られます。

 

 

 

 

 

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