Genuss Festival(2018年)

ウィーンは昨日の夕方、局地的に雨が降りました。

うちの地域は10分ぐらいでしょうか、一時的にかなりの雨が降りました。

4月の終わりからずっと日中25℃前後の夏のようなウィーンです。

街中を観光していても、もうこれは夏の日差しです。

 

さて、4月の始めにSteiermark (シュタイヤーマルクの春)を話題にしましたが、ウィーンはこのようなイベントが年間を通して多く開かれます。

今日は地元で毎年楽しみにされているこの時期のイベントをひとつお届けします。

 


 

今年で11回目となる"Genuss Festival"(ゲヌス・フェスティヴァル)というこのイヴェントはウィーンのリンク道路沿いで一番大きな公園である市立公園(Stadtpark)で開かれているグルメフェスティバルです。

 

 

オーストリアは9つの州があるわけですが、それぞれの州からのたくさんの屋台が並び地元名産物や特産物をその場で食べたり、飲んだり、そしてそれを買っていくことができます。

ワイン、ビール、サラミ、ハム、ソーセージ、チーズ、パン、香辛料、野菜、グリルなどの大きな飲食フェスティヴァルです。

 

昨日はウィーンの空港から仕事が始まったでのすが、午前中は少し時間があったので、ここに立ち寄りました。

昨日は10:00からのオープンでしたが、私は10:45頃ここを訪れました。

週末ということもあり、もうかなりの混雑で、多くの人がワインを飲んでる姿がありました。

 

 


 

期間は5月11日~5月13日までの3日間で、今日が最終日です。

普段この公園では天気のいい時に多くの地元の方がくつろいでいて、のんびりした空気が漂っていますが、このGenuss Festivalの時は年間を通しておそらく一番賑わう時でしょう。

観光ではヨハン・シュトラウスのバイオリンを弾いている有名な像があり、多くの人が写真を撮りに来ます。

右上の写真の奥にはそのシュトラウス像があるのが見えますか?

 


 

屋台と書きましたが、実際には小さなテント小屋です。

 

今年の屋台の数は89で、その他にそれぞれの州のセンターブースが設置されていて、同時に州の紹介もされています。

面白いのは、ウィーンを含めた9つの州という大きな見方だけではなく、それぞれの州のさらにローカルな特産物などを味合うことができます。

それぞれの屋台では、その地域の食品などの専門的な説明を聞くことができます。彼らは実際に御当地でも営業しているので大きな宣伝効果にもなります。

 


 

それぞれのテント小屋が賑わっている雰囲気とは違い、公園の緑の部分はデッキチェアなども置かれ、まるでリゾート気分です。

屋台から買ってきたもの、ここでくつろぎながら食べている人多くいます。

 

右はアスパラガスです。

アスパラガスと言えばオーストリアではマルヒフェルト産が最もポピュラーで有名です。

マルヒフェルト(Marchfeld)はウィーンの東側からスロヴァキア方面にかけて広がる地域で、広さ約900km²もあります。

白の太いアスパラはこの時期の風物詩です。

 

今日最終日は17:00までです。

ウィーンにいる方は是非、足を運んでみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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