ウィーンは星の数ほどレストランがあり、地元ウィーン料理を始め、イタリアン、ギリシャ、和食、アジア系、地中海、バルカン、インドカレー、ペルシャなど様々です。
多くのレストランはその国からオーストリアに来た人が営業していて、その土地本来の味やオーストリア流にちょっと味を変えたりと工夫している所も少なくありません。
個人的にイタリアンはそれなりに食べても、仕事でイタリアンを食べることはあまりありませんが、お客様からおいしいイタリアンが食べたいのですが・・・という質問は年間を通してよくあります。
御紹介できるイタリアンはたくさんありますが、今日は最近新しくオープンしたおいしいピザ屋さんを紹介します。
そのピザ屋さんは"Arlecchino" (アルレッキーノ)という名前で、ウィーン2区 Taborstarße 21Aにあります。
中心からちょっと離れていますが、Schwedenplatzから徒歩8分、路面電車だとSchwedenplatzから2番で3つ目のKarmeliterplatzで下車し徒歩2分、もしくは地下鉄2号線(U2)Tanorstrßeより徒歩3分の所にあります。
左上の写真はこのレストランのロゴで、右がそのPIZZERIAです。
このレストランは今年4月2日にオープンしました。
店内に入ると左にピザを焼くオーブンが目立ち、こじんまりした厨房がオープンになっています。
細長い空間で、とても清潔感があります。
現時点ではあまり席がありませんが、これは意図的であり、オーナーの話ではお客さんの状況によって今後、奥を拡張する予定だそうで、そうなると200人ぐらいの席が誕生します。
奥を見せてもらいましたが、とても大きく綺麗な空間がありました。
何と言ってもこのピザ屋さんはイタリア人によって運営されています。
ウィーンではトルコやインド、イタリア以外の人がPizzeriaをやっているケースも珍しくありません。
外からはわかりませんからね。
ピザだったらやっぱりイタリアのスタイルで食べたいです。
この店はナポリ出身の人が店長なので、オリジナル ナポリ風ピザが食べられます。
ここは本当に美味しいので、私もすでに数回行き、常連になりつつあります。
右上の写真で見られるのは、ここで働くとっても明るいアントニオさんで、彼がピザを作っています。
こちらは"Bürffelmozzarella und Kirschtomaten"の前菜です。
素材は全部イタリアからで、とても新鮮です。
おいしいです!
こちらはピザArlecchinoでこの店の名前と同じです。
モッツァレラチーズ、イタリアの牛肉ハム、パルメザン、ルコラ、レモンの絶妙な味です。
14.50ユーロです。
これも美味しい!
こちらはピザ Milanoです。
12.50ユーロです。
サラミ、モッツァレラチーズとオリーブのシンプルな組み合わせですが、こちらも美味しいです!
何と言ってもイタリアの味が魅力です・・・というよりナポリ風です!
ここは久しぶりのヒットレストランで、中心から少し離れていますが、行く価値大です!
※非常に残念ながら2018年10月22日付でこのピザ屋さんは閉店となりました。