ウィーンは春が来たと思ったら、日中の気温が30℃近くまで上がる夏のような暑さになりました。
街中の空気は夏を感じます。
でも緑や花を見れば春であることが改めて意識できます。
ウィーンは森の都・・・ヨーロッパの街の中では街の広さに対して緑の比率がもっと高い街で、リンク道路沿いだけでも5つも大きな公園があり、本当に和ませてくれます。
歴史的建造物や重要な観光スポットも外せませんが、時間があったら公園をちょっとでも散策してみて下さい。
とても荘厳な建造物に囲まれた街中にいるとは思えません。
今日はウィーン中心部にある市立公園のこの時期の花時計をお届けします。
市立公園はガイドブックでも有名なヨハン・シュトラウスの像を始め、シューベルトやブルックナー、フランツ・レハールなど有名人の銅像が多くあり、同時に色々な花が植えられていて、ウィーン市MA42の管轄です。
広さは65.000m²もあり、中にはウィーン川が流れています。
ここはウィーンの街中とは思えない空気を感じられます。
この花時計は、クアサロンというルネッサンス様式の宮殿のような建物をバックに、この公園の花道的な所に作られ、「Unsere Gärten」・・・(私達の庭という直訳)というロゴと蝶のシンボルが見えます。
このシンボルはウィーンの公園の多くに見られ、ベンチにも貼ってあります。
この花時計に見られる花はヒメサンシキスミレで、今年は数字や針の模様、時計の周りに植えられています。
この花時計で立ち止まって、多くの人が写真を撮っています。
ここに来たら是非見逃さないようにしましょう。