ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にも登録されていて、歴史と伝統があります。
観光中にカフェに行って、ちょっとゆっくりすることも大事です。
ウィーンの伝統カフェは入った瞬間から時間の流れ方が違いますね。
カフェハウスと言えばトルテも重要です。
ハプスブルグ帝国時代、宮廷ではデザート専門部門も厨房にありましたから、他の商品と同様、スイーツも宮廷に卸すことが認められた業者が多くあり、現在でもその名称を残しながら営業しているCafé Konditorei(自家製のケーキを提供するカフェハウス)が多くあります。
このホームページを訪れて頂いてる皆様はすでに御存じのこととも思いますが、私はハイナーが一番好きで、ここの常連の1人です。
先日偶然にも観光中にハイナーでお茶とケーキをしたことを話題にしましたが、プライベートでも観光でもよく来ます。
この時期私が楽しみにしているイチゴのケーキが今年もまた登場し、すでに数回もう食べています。
お馴染みハイナーのテラスです。
この日は4月19日で、午前中と午後とそれぞれ別々の団体ツアーの皆様と御一緒しました。
午前中の皆さんとシュテファン大聖堂から国立オペラ座に向かって歩いている時、いつもの通りハイナーを御紹介して、ショーウィンドゥのケーキを少し説明しました。
店の人は皆私のことを知っているので、「今、全員でケーキを食べてくれるの?」と言われましたが、「残念ながらそれは無理です。後から1人で来ますよ~」と言ってその場を去りました。
皆さんにお別れの挨拶をして、その後ハイナーに直行です。
店の人に温かく迎えられ、いくつかテラスの席が空いていたのですぐに座りました。
迷わずイチゴのケーキを注文です!
右の写真のように出されました。
今回はバックにハイナーを入れてみました。
今年になってもう数回食べていますが、食べる度にこれは美味しいです。
このケーキは"Erdbeeromelette" (エルトベーアオムレッテ)というもので、イチゴをオムレツのフォームで挟んだものです。
イチゴオムレツなんて直訳になるんでしょうか。
フレッシュなイチゴが軽い生クリームとイチゴクリームのミックスされた中に数個も並べられていて、スポンジケーキとの相性もバッチリで美味しいの一言です。
私個人的にはイチゴのケーキでしたらこれが一押しです。
これを食べて、ケルントナー通りの人の流れを眺めながら少しゆっくりし、精神的なリセットをして午後の仕事に向かいました。