ウィーンの街は森の都と言われている通り、ヨーロッパの街では街の広さに対し、緑の比率が最も高い街です。
リンク道路、公園、街路樹・・・緑がどんどん増えて行きます。
日中は十分半袖で過ごせるぐらい陽気が暖かくなり、観光していても心が軽くなり、街中を歩くだけで楽しいですね。
カフェやレストランのテラスには多くの人が座ってくつろぎ、公園では芝生に寝転がっている人も多く、春の陽気を楽しんでいます。
新緑が見られるウィーンの街はまた素敵です。
今日もウィーンで多く見られるポピュラーな花をお届けします。
ドイツ語ではMagnolie(マグノーリエ)
学名ではMagnoliaです。
モクレン科のモクレン属です。
モクレンはたくさんの種類がありますが、これはおそらくドイツ語でTulpen-Magnolie,
学名でMagnolia x soulangiana、
日本語ではマグノリア・スーランジアナです。
(おそらくですが・・・)
マグノーリア・スーランジアナは、中国産のハクモクレン(Magnolia denudata)と東アジア産のモクレン(Magnolia liliiflora)交配種で、1820年に生まれました。
開花時期は4月~5月で、花の色は前述した両種の中間色のピンクが基本ですが、白が強かったり、逆に紫が強いものまであり様々です。
葉は12cm~20cmぐらいの長さで幅6cmぐらいと大きめです。
高さは6mを超えるものもあり、花が咲いた時には堂々とした存在感を与えます。
こちらはウィーン市立公園STADTGARTENDIREKTIONに植えられているもので、これだけ大きいものは花が咲くと行き交人々を立ち止まらせて圧倒します。
毎年このモクレンの写真を撮っている人を何人も見かけます。
1枚目と合わせて2018年4月13日10;20頃撮影しました。