今年の復活祭は4月1日でしたので、去年よりも15日早いことになります。
この復活祭は年間を通して宗教的には一番重要だと思いますが、生活の中では復活祭よりもクリスマスの方がメインでしょう。
オーストリアは歴史と伝統があるので、年間を通してその時期の様々な習慣を肌で感じることができます。
さて、その復活祭当日は例によって朝一番でシェーンブルン宮殿から始まりました。
ただでさえ週末が混むシェーンブルン宮殿ですが、復活祭の前の週はOsterferienという休暇でしたから予想通りシェーンブルン宮殿も物凄い混雑でした。
Osterferien(オスターフェーリエン)は学校もお休みですから、家族でスキーや色々な所に出かける人が多いわけです。
7,8月の大きな休暇シーズンと同様、地元の多くの人が地元を離れるわけです。
逆にオーストリアの色々な所からウィーンヘ来る地元の人や周辺諸国から多くの人がウィーンを訪れます。
ウィーンに始めて来た方でシェーンブルン宮殿に行かない人はまずいないと思います。
私が復活祭の時、9:30にここに来た時にはすでにかなりの人出でしたが、まだチケットカウンターは多く並んでいましたがそこまでの行列ではありませんでした。
国家ガイドは専用のカウンターがあるので、並んでいる皆さんを横目に見ながら係がいる専用カウンターで事前予約してあった入場チケットをもらいました。
ここの係とは皆顔見知りですから、朝の挨拶と簡単な世間話をすることが多く、その時の係は「今日も物凄く混んで来るぞ・・・」と言ってました。
宮殿見学を終えて、例によって皆さんと正門で待ち合わせをしましたが、さっきとは比べ物にならない程の行列が出来ていました。
左上はチケットカウンターですが、5つのカウンターがフル稼働です。
外にも並んでいて、シェーンブルン宮殿の盛況ぶりを改めて感じました。
この時は4月1日11:15の状況です。
もう何回も書いていますが、シェーンブルン宮殿の入場を考えている方は朝一番か閉館に近い頃が待たずにチケットを購入できます。
ネット上から事前予約することもできますが、時間がかなり大雑把で、変更できないため、制限があります。
国家公認ガイドと観光すれば事前予約をいますので待つことは絶対になく、希望の時間に入場できます。