今年は4月1日が復活祭でしたので、カレンダー的にいいタイミングでした。
今年の冬はあまり寒くなかったのですが、10℃を超えない中途半端に寒く感じる日が多く、春の訪れが陽気的に少し遅いのかなという気がします。
さて、毎年3月は日本から一般ツアーだけでなく、吹奏楽や合唱団といったコンサートを目的とする皆様が非常に多く来られます。
今年も多くの方が来られた中で、とても強く印象に残っているのは去る3月28日の午後、翌日29日の午前中と岩手県不来方高等学校音楽部の皆さんと御一緒したことです。
3月28日の午前中は一般団体ツアーの皆様と観光で、その後午後は不来方高校の皆様とグリンツィングでお会いして始まりました。
高校生の皆様を主体として、OB、先生、親御さん、総勢60名様で2台に分かれて観光しました。
昼食後、バスに乗ってから皆さんに挨拶をしましたが、その時にバスの中で皆さんから素敵な合唱での挨拶がありました。
素晴らしい安定した重厚なハーモニーで、統一感があり、今までの中で最高の挨拶をして頂きました。
それもそのはず、不来方高等学校の音楽部の合唱部の皆様は、去年第70回全日本合唱コンクール全国大会で金賞を取り、文部科学大臣賞も受賞しています。
今回は9日間のオーストリアでの演奏旅行ということで、オーストリアの随所で素晴らしい合唱を披露されました。
この時最初にベートーヴェンの遺書の家に行きました。
ここは去年の11月25日よりリニューアルされてとても充実した博物館となっています。
この中庭の所でシューベルトの菩提樹を歌ってくれました。
その後はシェーンブルン宮殿に行き、宮殿見学に前にここでも1曲披露。
観光スポットで状況が許せれば歌うことが多く、もちろんしっかりと事前申し込みをして、教会でのコンサートもありました。
次の日はベルヴェデーレ宮殿、美術史博物館、シュテファン大聖堂を見学しましたが、シュテファン大聖堂でも素晴らしい歌声を聞くことができました。
左はシュテファン大聖堂内で、右は大聖堂前を歌っている光景です。
手作りだと言われる"KOZUKATA"高校のロゴも可愛らしいです。
本当にうまいです。
男子生徒の低音がまた印象的で、高校生とは思えませんでした。
部員の皆さん全員にあだ名があるそうで、そのあだ名も個性的です。
Youtubeにもアップされているようですので是非御覧下さい。
不来方高校の合唱部の皆さん、本当にありがとうございます!
ウィーンに来ることがあったら声をかけて下さい!