先週はOSTERFERIEN(オスターフェーリエン)というイースター休暇で、地元の人達は家族連れで色々な所に出かけたと思います。
今年の復活祭は4月1日と去年よりも2週間ちょっと早く訪れました。
復活祭・・・OSTERSONNTAGの翌日のOSTERMONTAG・・・昨日の4月2日もお休みで、今日から仕事に行く人が多いと思いますが、学校は今日まで休みで、明日の水曜日から始まります。
昨日は天気も良かったので、散歩をかねてヒルシュシュテッテンの花壇庭園に行って来ました。
ここはうちのお気に入りのスポットで、年間を通してよく行きますが、毎年復活祭の時には市が出て、特別な賑わいになります。
ヒルシュシュテッテン花壇庭園はBlumengärten Hirschstetten der Stadt Wienというウィーン市が管理する広大な植物庭園で、ウィーン22区にあります。
ここでは年間を通してその時期に合わせたイヴェントが多く開かれ、例えばここのクリスマス市も有名です。
ここの復活祭市は毎年3日間しか行われません。
今年は3月31日~4月2日でした。
広さは60.000m²もあり、24の文化小屋、温室、大きなグラスハウス3つ、個性ある庭などもあり、至る所にありとあらゆる植物が植えられています。
また子供達のための遊び場や迷路、動物達も飼育されていて実際は花壇庭園と言っても、植物園、動物園、公園がいっしょになっているような所です。
ウィーンの街に飾られている春咲きの花36万株、夏の花150万株、秋咲きの花6万株、そして球根花100万株がこのヒルシュシュテッテン花壇庭園で栽培されています。
"復活祭"がテーマですから、色々な所に復活祭のシンボルが飾られていて、それぞれがが可愛らしいデコレーションとしてとても絵になります。
春を意識した様々な花が咲いていて、それを見るだけでも十分楽しめます。
右上の写真は温室内ですが、ここにはフードコーナーやテーマ別のブースがあって、自然に関する多くの事を知ることができます。
左上の写真は遊び場の一角で、右上は迷路です。
うちがここに来ると必ずこの迷路に入ります。
写真ではわかりませんが、たくさんの人が迷っています。
昨日は青空が広がるいい天気で、予想通り多くの人が訪れていたので、駐車場も空きがなく、待っている人がたくさんいました。
屋台も多く出されていて、青空の下でワインを飲みながらそれぞれが春の訪れを楽しんでいるようでした。
ヒルシュシュテッテン花壇庭園はこのような特別の時期でなくても訪れる価値は十分にあります。