朝はまだまだ冷え込んでいますが、日中は10℃前後という日が続いています。
まだまだ厚着をしている人が多いですが、レストランやカフェのテラスに座っている人を多く見かけ、たくさんの人が街中を歩いています。
さて、先日毎年恒例のシェーンブルン宮殿の復活祭市を紹介しましたが、こちらの復活祭市も地元では多くの方が訪れています。
こちらはFreyungの復活祭市です。
ここの復活祭市は"Altwiener Ostermarkt"(アルトヴィーナー オスターマルクト)と呼ばれ、シェーンブルン宮殿の復活祭市よりも歴史があり、今年で29回目となります。
ちなみにここのクリスマス市も地元ではとても人気があります。
Freyungはショッテン教会横にあるウィーン旧市街地一角の歴史的に重要な美しい広場です。
ショッテン教会はバーベンベルク時代、ウィーンに宮廷を移すことになるハインリヒ2世がアイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史ある付属教会です。
右の写真ではショッテン教会が奥に見えます。
決して広くはないこの場所は美しい建物に囲まれていて、その限られた細長い二等辺三角形の空間にはたくさんの屋台が並び、広場から閉ざされた独自の空間を演出しています。
売られているものは復活祭関係の物が多いですが、フード系もあります。
舞台も作られていて、その前はテラスのようになっていて、多くの人が座ってくつろいでいます。
右の写真は復活祭のたまご(Osterei)が売られています。
ここは毎年、個性ある装飾たまごがたくさん売られますので、立ち止まって写真を撮る人も多く見られます。
毎年、ここに登場する大きなOstereiです。
このたまごは暖かさを感じるレトロな絵柄で、ゆっくり回転しています。
個人的にはシェーンブルン宮殿の復活祭市よりも、こちらの方がウィーンらしいとおもいます。
Freyungの復活祭市は訪れる価値大です。
オープン時間は3月16日~4月2日 10:00~19:30 です。