今年の冬は去年と比べると暖かく、2月24日までは日中の気温が一度もマイナスになりませんでした。
しかし、2月25日から1週間は寒い日が続き、日中でもプラスになりませんでした。
寒くなった2月25日は青空が広がるいい天気でしたが、朝は-11℃まで下がっていて、シェーンブルン宮殿に向かう時もいままで暖かったせいもあり、かなり寒く感じました。
冬は天気がいいと気温が下がりますね。
さて、キバナセツブンソウ、マチユキソウ、クロッカスとこの時期に見られる地元でポピュラーな花を話題にしましたが、今日のプリムラもこの時期人気のある花です。
ドイツ語で
Primeln(プリーメルン)、
学名ではPrimula vulgaris,
日本語ではプリムラとかサクラソウと呼ばれています。
サクラソウ科でサクラソウ属で、ほとんどが多年草です。
プリムラは栽培種が非常に多く、500種類以上と言われています。
原産は西、南ヨーロッパです。
開花時期は3月~4月、花は黄色や薄い黄色で、花の直径は3.5cmぐらいまででしょうか。
全体の高さは10cmぐらいととても低いです。
右の写真では薄紫も見られます。
花が美しいので栽培種も多いわけですが、こちらでは標高1500mぐらいまでの自然の中でもたくさん見られます。
また、植えたものが時と共に自然にどんどん増えていくことが多いので、この時期公園や庭の至る所に準野生化(こういう言葉を使っていいかどうかわかりませんが・・・)したプリムラをたくさん見ることができます。
うちの庭にもプリムラが咲いていますが、年々少しづつですが増えている気がします。
写真のプリムラは植物庭園の一角に野生で咲いていたもので、2018年2月11日15:00頃の撮影です。