ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にも登録されていて、100年以上も続く伝統を持ったカフェハウスが多くあります。
ウィーンに来たら一度はカフェハウスに入って少しゆっくりする時間があってもいいと思います。
カフェハウスに行くこと自体がウィーンの観光のひとつでもあります。
ウィーンのカフェハウスに行くとわかりますが、"コーヒー"という名称自体が存在していないので、それぞれのカフェの名称を言って注文する必要があります。
ウィーンで一番多く飲まれているコーヒーはメランジェでしょう。
さて、私は仕事柄毎日のようにシェーンブルン宮殿に行きますが、ここにはカフェRESIDENZ(レジデンツ)というちょっとノーブルなカフェハウスがあります。
ここが1月19日から改装中となって、地下での営業となっていましたが、昨日からリニューアルされてオープンしました。
昨日は8:15にシェーンブルン宮殿で36名様という大きな団体ツアーグループの皆様とお会いして、仕事が始まりました。
全室見学のグランドツアーでしたが、前半は空いていてスムーズに動けましたが、後半には多くのグループがいて渋滞気味となっていました。
宮殿見学が終わって、添乗員さんと打ち合わせのためにカフェRESIDENZに行きました。
改装工事の状況を毎日のように見ていて、まだ時間がかかるだろうと思っていたのですが、昨日のこの時はちょうどリニューアルオープンした所でした。
私も喜んで中に入ると、顔見知りのボーイさんが喜んで挨拶してくれました。
カフェの内装はかなりエレガントに変わりました。
椅子、テーブルの配置も以前と比べると大きく変わっています。
営業は始まりましたが、カーテンなどの備品はこれからまだ取り付けられますので、これからもっと充実した内装となります。
働いているボーイさんなどは皆顔見知りなので、生き生きしているように見えました。
カフェRESIDENZは、宮殿を正面に見て、左側に接続された建物にあります。
ここのカフェは外から見えないので、ここにカフェがあること自体が気付きにくいです。
ここのテラスもありますが内側に出されているので、正門からは全く見えません。
私はここの常連の一人で、ここには多くの同僚やこの界隈に住んでいる地元の人、そしてもちろん観光の皆さんも訪れます。
また今日もシェーンブルン宮殿から始まるので、ここに朝寄ることになりそうです。