毎年の恒例となった市庁舎前でのスケートリンク・・・Wiener Eistraum(ヴィーナー・アイストラウム)は今年で23回目となりました。
一昨年2016年より、クリスマス市と同時にこのスケートリンク(4.500m²)も一部オープンし、大変好評だったので、去年(2017年)も同様にクリスマス市と同時に一部オープンしました。
クリスマス市、新年のカウントダウンが終わってから、さらに拡張され3月初旬まで毎日夜22:00まで楽しむことができます。
私もシーズン中は何回かここで楽しみますが、先日も子供と滑りに行ったので、その時の模様を今日は紹介します。
クリスマス市から引き続いて、全滑走路がオープンしたのは今年は1月19日でした。
今年は広さ8.000m²もあり、市庁舎前のメインリンク、反対側のブルク劇場側と中程に広めのスペースが作られ、それぞれが幅が細めのルートで結ばれているので、全面を滑走できるようになっています。
実際に走るとかなりの距離があることがわかります。
途中には抜け道のようなものもあり、大きく回ることもできれば、小さく回ることもできます。
合流地点には滑る方向も示され、混乱はありません。
昼間は荘厳な建物が見え、街中で滑っているということが実感できる楽しさがありますが、暗くなってからのイルミネーションも素敵なので、夜も雰囲気が違ってお勧めです。
左上は市庁舎前のメインリンク、右は中程にある滑走路です。
左上はブルク劇場側にあるちょっと大き目な滑走スペースです。
ここからリンク道路沿いに直線のルートが作られていて、歩道を歩いている人を横目に見ながら、国会議事堂方向に滑って行けるようになっています。
右は氷の中で点滅しているイルミネーションを兼ねた、滑る方向を示す矢印です。
これがまた素敵な演出をしてくれます。
何と言ってもウィーンの荘厳な建造物が立ち並ぶ中心でスケートができるというのが素晴らしいです。
ここで滑ると心が豊かになります。
大人の一日券は7.50ユーロ、ウィーンの幼稚園、小学校、学童に通っている子供であれば同伴者と共に月~金の10:00~16:00は無料です。
さらに初心者にも550m²の無料スペースが提供されています。
地元の多くの人はマイシューズを持ってきますが、貸し靴もちゃんとありますから旅行者の皆様でも全く問題ありません。
貸し靴は大人7ユーロ、子供は4.50ユーロです。
フード系屋台も多くありますのでお腹が空いてもここで済ませられます。
街中の荘厳な建造物を背景に、青空の下でスケートが楽しめる他では経験できない開放感がいいです。
ウィーンでスケートを楽しんでみませんか?