ウィーンによく見られるこの時期の花 200(キバナセツブンソウ)

今年の冬は去年と比べると現時点ではかなり暖かいです。

まだ日中一度もマイナスになっていません。

去年の1月は最高気温が0℃でそれもたった1日、後は全日マイナスでとても寒かったです。

マイナス15℃を下回った日もあり、ウィーン川も一部凍りました。

今年の冬は暖かいせいで、すでに多くのつぼみが見られ、去年よりも花の咲き方が早いです。

 

さて、今日は今年最初の花の話題です。

 

冬らしい地面に黄色い小さい花がいっぱい咲いています。

これはドイツ語でWinterling(ヴィンターリング)、

学名でEranthis hyemalis、

日本語ではキバナセツブンソウで

キンポウゲ科セツブンソウ属です。

オオバナキバナセツブンソウと呼ばれるかもしれません。

 

小さな花なのですが、黄色であちこに、そして場所によっては密集して咲いているので遠くからでもよく目立ちます。

 

 

 

キバナセツブンソウは多年草で、高さ5cm~15cmぐらい、開花時期は2月~3月です。

たいていの場合花が出た後に、5~7つの部分に分かれた、花を円形に囲むような形で葉が出て来ます。

花は濃い黄色でつやがあり、2cm~4cmぐらいの幅で、花が開く前はコップのような形をしています。

原産は南東ヨーロッパで、茂みや森などに多く見られます。

キバナセツブンソウは16世紀後半にはすでに薬草の本に登場しています。

 

このキバナセツブンソウは、2018年2月4日12:40頃,ベルヴェデーレ宮殿の隣にある植物庭園で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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