オーストリアで最も観光で賑わっているのはシェーンブルン宮殿です。
ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。
ウィーンを訪れる一般団体ツアーでシェーンブルン宮殿を訪れないことはほとんどありません。
一般公開されているのは40室で、その全てを見学するグランドツアー、前半を見学するインペリアルツアーが一般に提供されていますが、オーストリア国家公認ガイドとであれば後半のハイライトツアーも選ぶことができます。
時間があればオーディオガイドではなく、ガイドの説明で全室見学したいですね。
特にハイライトツアーの方は部屋に個性があって、歴史的ベースがなくても楽しめます。
さて、私にとっての仕事場のひとつであるシェーンブルン宮殿は薄暗くなるとライトアップされます。
一般観光ではここに来るのは昼間ですから、暗くなってから出直さなければシェーンブルン宮殿のライトアップは見られません。
もしくは、12月冬至界隈で、宮殿が閉館近くの一般見学時間帯に限られます。
今日は先月撮影したシェーンブルン宮殿のライトアップをお届けします。
宮殿の一般見学時間が終わると、宮殿から締め出されますが、庭園は散策することができます。
夏場は日が長いですから日没まではいられますが、冬場はそうはいきません。
暗くなるのが早いですからそれに合わせて、正門などが閉められるわけです。
そうなると一般でここに入ることはできなうなりますから、門の外から眺めることぐらいしかできません。
この時は暗くなっているにも拘わらず庭園内で撮影していますが、この時はシェーンブルン宮殿の避難訓練がありました。
シェーンブルン宮殿の避難訓練は毎年恒例となっていて、シェーンブルン宮殿が主催し、オーストリア国家ガイドが集まります。
近くで見る宮殿のライトアップは素敵です。
宮殿正面からのライトアップの姿です。
マリア・テレジアイエローが昼間とは違って見え、とても幻想的ですね。
庭園に大奥ある外灯も宮殿と美しく調和しています。
シェーンブルン宮殿のライトアップは見る価値が十分にありますので、時間があれば是非行ってみて下さい。