普段街中を歩く時は、目の高さが基本となるために視線を意識的に動かさない限りはお決まりの光景です。
しかし、いつもの通り道でも違った角度から見ると、普段は視界に入らない色々な物が見えてきて、新たな発見があります。
ウィーンのちょっと珍しいアングルは普段見えている時とは違って見える新鮮な光景をテーマにしています。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル51では電車から見た中央墓地とベルヴェデーレ宮殿の階段ホールをテーマにしました。
今回は教会とドナウ河です。
こちらはウィーンに詳しい方であればどこだかすぐにわかる特徴的な教会です。
おとぎ話に出て来るお城のような印象を与えるこの教会は、Franz von Assisi Kirche・・・聖アッシジ教会です。1898年に建築が始まって、1913年に奉納されていますので、意外と新しい教会です。
ここはReichsbrückeという有名な橋を車で渡る時に見られ、絶対に見過ごすことがありません。
この教会は、たいていちょっと離れた所から見えるのが一般的なので、この写真のように教会のほぼ真下から見たこの姿は珍しいです。
こちらはドナウ河の真横から中心とは反対側に向かっての眺めです。
ウィーンのドナウ河は大きく分けて4つあり、本流、新ドナウ、旧ドナウ、運河です。
奥に見えている建物はDCタワーや国連都市です。
写真では見えませんが、この建物群の左側にReichsbrückeがあります。
この場所はHilton Viennna Danube Waterfrontからの撮影です。
このホテルのすぐ後ろ側にはドナウ河の本流が通っています。
ウィーンに数泊滞在されていても、ドナウ河を地下鉄の上から見る方はいらっしゃると思いますが、
ドナウ河の真横を歩く方はそんない多くないと思います。
そういう意味で珍しいアングルです。