ウィーン 2017年大晦日の賑わい

こちらは日本で言うお正月三が日はありません。

1月2日から普通に社会が動きます。

何度も書いていますが年間で一番重要なのはクリスマスです。

カレンダーでクリスマスが終わっても、12月27日以降1月6日まではクリスマスツリーは飾っておく習慣があります。

クリスマスツリーやクリスマスのデコレーション、イルミネーションなどもそのまま年を越すわけです。

1月6日のHeilige Drei Könige (聖三王)まではクリスマスの空気が流れています。

とは言え、カレンダーのクリスマスを過ぎると、新年を迎えるまで街中の空気は大きく変わります。

年末年始をウィーンで過ごそうと毎年多くの観光客が訪れ、クリスマス前に盛り上がった活気とはまた違った盛り上がりを感じます。

 

2017年の大晦日の時に街の様子を紹介します。

 

ウィーン中心部は毎年恒例である"SILVESTERPFAD"があります。

これは11ヵ所にカウントダウンスポットが設置され、ステージや屋台なども出されて皆さん陽気に盛り上がります。

右の写真はこの時多くの場所で見られたSilvestterpfadの案内板です。

国立オペラ座横、ケルントナー通りシュテファン大聖堂グラーベンFreyung、市庁舎が主な場所で、それらがルートで結ばれていることがわかります。

"PFAD"は車が通らない小道という意味です。

 

 


 

私は大晦日は全日の仕事が終わって、中心部を少し歩いて帰りました。

私個人的なことですが、1年最後の日にはシュテファン大聖堂を通って、今年も無事に過ごせた感謝の気持ちと、来年も家族皆が健康でいい年になることを祈ります。

夕方17:00頃ですが、中心は毎年のことですが、物凄い混雑となっていました。

左上はケルントナー通りで、"SIVESTERPFAD 2017"のスポットが見えています。

左上はシュテファン大聖堂の前です。

この場所はあと数時間後にはごった返しになります。

 


 

左上はグラーベンです。

ここも物凄い人出となっていました。

ここのイルミネーションは何度見ても綺麗ですね。

右上はシュテファン大聖堂前ですが、ステージが出されて、すでに盛り上がっています。

 

このような空気は大晦日ならではで、クリスマス時期とはやはり違います。

クリスマス時期の週末も混みますが、やはり別の空気を感じます。

 

 


新聞に掲載されていたデータによると大晦日から新年にかけては・・・

 

350.000のウィーンっ子がBleigießen(ブライギーセン)をする、鉛の総重量は14トン・・・

2.500.000の乾杯グラスが使用され、250.000がワルツを踊る・・・

2.000.000のぶたやてんとう虫が贈られるということです。

 

 

 

 

 

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