年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスですね。
クリスマス時期のウィーンの街はとても素敵です。
今年は12月24日がアドヴェントの第4日曜日となるため、クリスマスのこの時期がちょっと短いのが残念です。
このコーナー今年最初のクリスマス市はSchloss Hofのクリスマス市でしたが、ここはウィーンではありませんでした。
ウィーンのクリスマス市の中で最も華やかなのはやっぱり市庁舎のクリスマス市です。
今日は市庁舎のクリスマス市の雰囲気をお伝えします。
今年で32回目を迎えた市庁舎のクリスマス市は11月17日が初日となりました。
去年は11月11日が初日でした。
フランドル風ゴシック様式の立派な市庁舎の素敵なライトアップを背景に、夢のようなイルミネーションが施されています。
正面から見ると今年は去年と同じスタイルですが、市庁舎公園などには新しいイルミネーションが多く見られます。
写真は11月19日16:45ぐらいで、空がまだ完全に暗くなっていません。
去年大好評だったスケートリンクも今年も初日にオープンし、3.000m²のスケートリンクには子供から大人まで多くの人が滑っています。
御存知だと思いますが、通常この市庁舎前のスケートリンクはクリスマス市が終わり、カウントダウンも終わって年が明けた1月後半からオープンしていましたが、去年2016年からはクリスマス市と同時にスケートリンクの一部もオープンしました。
右の写真は市庁舎を背にして、ブルク劇場方面を見ています。
とても混雑していますね。
ここは地元人から観光客まで多くの人が集まり、クリスマスの空気を楽しんでいます。
どこのクリスマス市もそうですが、たいていはプンシュスタンドが混み合います。
花よりだんご・・・ですね。
屋台の数は154です。
実際に多くの屋台が出ていても、欲しい物がそうそう多くあるわけではありません。
しかし、このような美しい歴史的建造物を背景にした空間に足を運んで、ウィーンの街に流れるクリスマスの空気を楽しむわけですね。
ウィーンのChristkindlmarktは歴史があって700年以上前に遡ります。
ハプスブルグ家のアルブレヒト1世が1296年に、ウィーンの商人達に"12月市"を開くように特権を与えたことから来ています。
今年の市庁舎前に立てられたクリスマスツリーは25m、樹齢70年、Vorarlbergから運ばれたものです。
ウィーンの市庁舎前広場に立てられるクリスマスツリーは毎年オーストリアの色々な州から運ばれます。
この時期ウィーンに来たら是非ここには足を運んで下さい。