昨日11月17日から市庁舎、シュテファン大聖堂前、Am Hof広場、ミヒャエル広場、カールス広場などのクリスマス市がオープンしました。
ちなみにシェーンブルン宮殿は今日からです。
今年はアドヴェントの第1日曜日が12月3日となりますので、去年よりも遅いスタートとなりました。
しかも、アドヴェントの第4日曜日がクリスマス・イヴということになりますから少し短めのクリスマス時期ということになりますからちょっと残念です。
クリスマス市に関しては、例年通りまたこのコーナーで随時お伝えしていきますが、今日は今年最初のプンシュです。
このクリスマスの時期に多くの人が湯気を出しながら飲んでいるのを見ると、多くの方がGlühwein (グリューヴァイン・・・いわゆるホットワイン)だと思われるかもしれませんが、そうではなく "PUNSCH"(プンシュ)です。
Glühweinは冬の時期に好まれて飲まれますが、クリスマス時期は絶対プンシュです。
今年最初のプンシュは去年と同じシュテファン大聖堂前のクリスマス市で飲みました。
シュテファン大聖堂のクリスマス市初日に今年最初のプンシュを飲んだことになります。
昨日午前中は団体ツアーの皆様、午後は個人のお客様に御案内した後、ここで少し息抜きをしました。
今年飲んだ最初のプンシュは定番なオレンジプンシュです。
初日ということでこの時間は結構混んでいました。
Punschには様々な種類がありますが、グリューワインと違い、多くはラム酒が入っています。
アルコール度は平均的に7.5%です。
口当たりがいいのですが、空きっ腹に飲むとそれなりに熱くなります。
どこのクリスマス市でもプンシュは必ず提供されていて、最初はカップ代込みでお金を払います。
飲んだ後、そのままカップを持ち帰ることができますが、同じクリスマス市内でプンシュが売られている屋台でカップを返せばカップ代のお金が戻ってきます。
今年のシュテファン大聖堂前のクリスマス市で提供されるプンシュカップは例年通り靴型ですが、去年とはちょっとデザインが違います。
プンシュも年々値段が数十セント上がっていますが、今年はこのオレンジプンシュが4ユーロですから去年よりも30セント高いです。
カップ代も4ユーロですから、1杯飲むのに8ユーロも払うことになります。
物価水準に合わせているのかもしれませんが、決して安くないですね。
でもクリスマス時期はプンシュです。