気温は下がり、徐々に寒くなっていきますが、秋が深まって行くウィーンもいいですね。
ウィーンの街の至る所で秋を感じることができます。
4年前に秋のドナウ河をテーマにしたことがありましたが、ここも景色が違います。
今日はこの時期のドナウ河をお伝えしますが、4年前に取り上げたドナウ河とは違う場所です。
ドナウ河は全長約2.860kmあり、ドイツを水源として、オーストリア、スロヴァキア、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、モルドバ、ウクライナと10ヵ国を通り、最後は黒海まで流れています。
その中でオーストリアのドナウは約350kmです。
ウィーンのドナウ河は河川工事のおかげでかなりスケールが大きく街を流れています。
ウィーンのドナウ河は大きく分けて4つあり、本流、新ドナウ、旧ドナウ、運河です。
上の2枚の写真はウィーンの北の森界隈のNussdorf(Nußsdorf)からドナウ河沿いを上流方面に歩いた所で、ここは本流からドナウ運河枝分かれする場所よりも上流側です。
このドナウ河沿いのプロムナードは多くの人が散策したり、自転車に乗って走ったりしています。
両技師に見える木々色も素敵ですね。
こちらは本流からドナウ運河が枝分かれして街の中心方面へと流れて行く分岐地点です。
ここにはNussdorfer Wehr und Schleuseanlageというオットー・ヴァーグナーによって手掛けられた防御と閘門施設があります。
向かって左側がドナウの本流で、右側が運河ということになります。
左奥には国連都市やドナウタワーが見えていますね。
今日掲載した写真は11月3日8:30頃に撮影したもので、朝日も印象的ですね。