秋が深くなり冬が近づくこの時期は季節の行事が無い時です。
ウィーンを観光する皆様にとっては日が短いので早く暗くなりますが、街並みは美しいですし、オペラや演奏会も通常通りやってますし、博物館やカフェなどももちろんオープンしていますから観光には何の支障もありません。
しかし、この天気が不安定な時にどんよりとした空気を吹き飛ばすようかのに街中はクリスマスグッズが売られ始め、デコレーションなどが飾られます。
実際には10月半ばぐらいからクリスマス関係の物は売られています。
この前にはIKEAのクリスマス市を話題にしました。
年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要ですから、そのクリスマスの雰囲気を長く楽しもうということや経済的効果もあってクリスマス市は11月半ばぐらいからは出始めます。
クリスマスが始まるまでのウィーンの街の雰囲気は素敵です。
色々な場所にクリスマス市が出ますので、普段の街並みとはちょっと違います。
グラーベンやケルントナー通りといった歩行者天国にもまだ灯されませんがクリスマスのイルミネーションが取り付けられています。
地元や観光客で毎年人気のあるシェーンブルン宮殿もクリスマス市の準備が始まっています。
こちらは11月4日の11:30頃です。
この日はベルヴェデーレ宮殿から始まって、その後シェーンブルン宮殿に来たのでいつもより遅い入場でした。
グランドツアーを終えて宮殿から出て来るとクリスマス市の屋台の土台がすでにお荒れていて、たたまれたような屋台がそれぞれの場所に積み上げられています。
シェーンブルン宮殿には屋台の準備が始まる前にクリスマスツリーが立てられました。
今年のシェーンブルン宮殿のツリーは27m、ザルツブルク州からのものです。
多くの地元の人はこのシェーンブルン宮殿の庭園を頻繁に訪れます。
これを見ればもうすぐクリスマス市が始まるんだな・・・というちょっとワクワク気持ちになると思いますが、この時だけしかシェーンブルン宮殿を見ない方にとってはここのクリスマス市が見られたらな~・・・という思いになりますね。
シェーンブルン宮殿のクリスマス市は今年11月18日が初日です。