ウィーンは車の所持率が高い街ということですが、街中を歩けば路上駐車の嵐です。
日本ではあまり考えられませんが、こちらでは路駐は当たり前です。
街の歴史の方がずっと古いですから、後から来た車が街に共存させてもらっているわけです。
ウィーンは公共交通機関が発達していますから、車がなくても生活に支障はないでしょう。
でもオーストリアは郊外に美しい風景が広がり、車があれば色々な所に出かけられますから、やっぱり車があった方が便利だと思います。
私もウィーンでは車に乗っていますが、家族で手軽に出かけたり、ちょっとした買い物なども車があれば便利です。
私は7年前ぐらいまではフォルクスワーゲンのGolfに乗っていましたが、もうヨーロッパ車はそろそろいいか・・・日本車にしようと家内とも話し、トヨタRAV4に乗り換えました。
やっぱり日本車はいいですね。
VWと比べるととても軽く感じます。
RAV4も良かったのですが、荷物があまり積めないことなどもあり、一昨年ぐらいから買い替えを考えていました。
RAV4のちょっと車高が高いことに慣れたことや、庭仕事などもすることもあって家内や子供の希望もあって今年3月からもっと大きなHILUX(ハイラックス)に乗り換えました。
ハイラックスに乗って半年経った今年の9月12日に日本でハイラックスが再び発売される記事を読みました。
日本では2004年まで販売していたそうですから13年ぶりといういことになります。
うちは日本で発売される半年も前から最新モデルのHILUXに乗っていたので嬉しくなりましたね~。
今日は日本のその世界では話題になっているHILUXについて個人的な感想を書かせて頂きます。
一昨年にHILUXに乗り換えようと決定した時に、ニューモデルのHILUXがもうすぐ出るということだったのでそれならということでしばらく待ちました。
その後TOYOTAからついにHILUXを販売できると連絡があり、RAV4を下取りしてもらうということで契約しましたが、うちの希望の色がヨーロッパにはなかったので、さらにそこから半年待って、やっと今年の3月新車のHILUXが納車されました。
RAV4よりもさらに大きくて、うちの前に入るかどうかも心配しましたが大丈夫でした。
右のHILUXはウィーンの街中に駐車したうちの車です。
オフロードだけのコンセプトではなく、街中でも気軽に乗れるエレガントピックアップ車ということが売りで、まさにそれもうちの希望のひとつでした。
オーストリアではHILUXは大きくCOUNTRY、ACTIV、LOUNGEの3タイプがあり、うちは始めからLOUNGEを選びました。
4ドア、2ドア、XTRACABタイプがありますが、うちは迷わず4ドアを選びました。
内装もエレガントな雰囲気で、ファミリーカーとしても申し分ないです。
RAV4よりも内部空間が広く感じます。
ピックアップ車に乗っているこちらの人のほとんどがハードトップ仕様を選んでいるようです。
ハードトップは荷台部分に内部空間を取り付けるものですが、うちはピックアップ車の形をそのまま生かしたかったので、ハードトップにするつもりは全くなく、左の写真のようにアルミ製のスライドできるものを取り付け、上には自転車などが積める支えも付けました。
荷台スペースがとにかく広くRAV4とは比べ物になりません。
大雨が降っても中が濡れることはありません。
もう慣れましたが、とにかく大きいです。
長さ5.33m、幅1.855m、高さ1.815mで、2.4L、ディーゼル仕様、6段マニュアル車です。
HILUXはオートマ仕様もあります。こちらは一般的にマニュアル車の方が遥かに普及しています。
サイドステップも付いていたのですが、うちはこれを意図的に外させました。車に乗り込むときは確かに便利なのですが、サイドステップがない方が車の車高が高く見えます。
RAV4のように車高が高い車に慣れてしまうと、車高の低い車だと窮屈に感じてしまいます。
長距離を走るには車高が高い方が楽ですね。
うちはニューHILUXに大満足です。
RAV4も4駆でしたが、HILUXの方が地面に吸い付いて走るような安定感があります。
特に時速100km~120kmぐらいの高速走行になるとエンジンの伸びを感じます。
唯一の欠点は街中に路駐する時に、車が大きいので以前よりも駐車スペースが広くないとだめです。
御興味があれば日本では売れるのか?という記事を御覧下さい。