ウィーンは中心部を始めその外側地域までの歴史地区は世界遺産となっていて、様々な物がリンクしているかつての帝国の都です。
歴史的建造物が多いウィーンは建築や改築などの規制が細かく定められているので、中心部の街並みはそう変わるものではありません。
しかし、建物の中は様々なリフォームも行われ、外側からは目立たない屋根裏部分や屋上などはモダンになっている所も多くあります。
ウィーンを高い所から見て下さい。
建物の屋上などはかなりモダン化されていることがわかります。
今日は個人的にちょっと気に入っているそのひとつを話題にしましょう。
こちらはウィーン旧市街の一角にある屋上テラスです。
ガラスの奥にはウィーンの中心に立つシュテファン大聖堂が見えています。
手前はガラスの囲いがあり、この場所のロゴが見えます。
ここはホテルLaméeの屋上テラスで、このロゴの通り"Lamée ROOFTOP"と呼ばれています。
シュテファン大聖堂からケルントナー通りを背にしてドナウ運河方面にRotemturmstraßeを歩くとアンカー時計があるHohermarktに通じるLichtensteg2番地がここの入口です。
小さなフロントが左側にあり、そこの係にちょっと挨拶をして奥のエレベーターに乗って上がります。
御覧のような雰囲気のカフェテラスになっています。
とても開放的で、ちょっとカラフルなテーブルや椅子、スタンドテーブルなどが置かれています。
飲み物などを準備する係がいる空間はここからは直接見えませんが、中央右側部分にあります。
ここはウィーンの中心部にありながらもちょっと別世界で、私は暑い時によくここに立ち寄ってウィーンの眺めを楽しみながら喉を潤しています。
軽食もすることができ、サラダなどを食べている人も多くいます。
このROOFTOPはシュテファン大聖堂方面に作られていて、写真に見られる通りかなり細長い空間となっています。
このような外からはあまり目立たない屋上テラスから街並みを見るのもおもしろいです。
最後にこのLamée ROOFTOPから見られるシュテファン大聖堂の姿です。